新宿ラッキーホール 雲田はるこ 感想&ネタバレ

新宿ラッキーホールのアイキャッチ画像

発売日

発売日2012年7月25日

「ゲイビデオに売られるため、仕込みヤクザ・サクマと同居し同性とのセックスを覚えされられた高校生の苦味(くみ)。

5年後、ポルノスターとなった苦味は、サクマをヤクザの生活から抜けさせたいと思うようになるが―?

そして現在、引退した苦味が社長を勤めるゲイビ制作会社「ラッキーホール」。

男優の面接に来たのは、新卒でリストラにあったばかりの世間知らずのカタギリくん。

どうやら普通のAVだと思っていたようだが…。

ヤクザの跡継ぎ・美少年の竜は、初恋のサクマに一度でいいから抱かれたくて…♡

スタッフの斎木は、現役時代の苦味のDVDを見ては“俺の天使(ヨメ)”と密かにオカズにする苦味オタク♡ 

それを知っていたオタク仲間でハーフの関西人・ゲイビ男優のレニは、

急なキャストのドタキャンに、苦味とレニと斎木での3P撮影を提案し…!?

個性的な男たちの十数年を描いたラブストーリー♡

叙情と欲望の魔術師・雲田はるこが描く大人気ゲイビBL!」

新宿ラッキーホールドラマCD公式ホームページより抜粋

とにかくセンスがいいBL漫画!

大人なおしゃれ漫画が好きな方は絶対雲田はるこ先生のBL漫画はハマると思います(*´ω`*)

表紙も何とも言えない独特な雰囲気が大好き…

表紙の苦味ちゃんのパンツ1枚姿がキュートすぎて悶えちゃうよ!!

裏表紙の他登場人物も可愛すぎる…

このセンスやばいです。

和モダンな感じ?すごいかっこいい。

ですが「新宿ラッキーホール」には一つ注意点があります。

それは「リバあり」だということ。

正直私はリバが無理な方なんですが…

絵柄の美しさと内容の面白さでなんとか受け入れられました(笑)

本当はなーーー受けは一生受けでいてほしいんだけどなー!!!

でも、この漫画の内容だと、まぁリバも悪くないかも…と思わせてくれるような、

私の絶対譲れないと思っていた好みすら変えてくれるほどの面白さでした!

それではここからは「新宿ラッキーホール」の感想ですー!

ネタバレ含みますのでご注意を!

魅力的すぎる苦味ちゃん×真面目でバカなリーマンくん

オムニバス形式になっている「新宿ラッキーホール」。

まず最初の話は無知でアホなリーマンのカタギリくんが、

借金を返すために苦味の会社へやってくるという話。「唇は苦い味」

苦味ちゃんは自分でも昔ゲイビに出ていた男優さんで、

今はゲイビ制作会社の社長。

小動物のようにビクビクしてるカタギリくんに、

いろいろと優しく教えてあげるお兄さん苦味ちゃんがツボ(笑)

苦味ちゃんのゆるーーーい空気感が私はほんとに好きすぎます。

軽くてノリが良くてめんどくさいこと嫌いで気持ちいいこと大好きだけど、

結構実は常識人で優しいんですよね。

カタギリくんんもそんな優しくて色気ムンムンな苦味にだんだん流されてしまって、

初体験をペロリと奪われてしまいます(笑)

カタギリくん!!流され過ぎ!!!(笑)

絡みシーンはわりとじっくりあるけどドロドロ感がなくて、

なんでかそーゆうシーンでもセンスがあるんですよね!

カタギリくんは始終かわいいし。

苦味ちゃんは優しいんだけど程よくオラオラしてます。

そこがほんとステキ。

最後は「またここに、会いにきていいでしょうか」と聞くカタギリくんを

サラっと突っぱねる男気溢れる苦味ちゃんがもう…!!

こういうのほんと大好き…!!!

クールでSなサクマ×サクマが好きすぎるヤクザの息子竜

2つ目は苦味と一緒に働いているSっ気のあるサクマ×ヤクザの息子の竜のお話。

「約束は一度だけ」

サクマはもともと苦味がこの世界入るきっかけになった人なんだけど、

こいつもまたすごい味のあるかっこいいキャラなんです。

まさに鬼畜!って感じのサクマだけど、やっぱり優しいんです根本は。

政略結婚させられる前に、

好きでたまらないサクマに1度でいいから抱かれたいと願う竜。

竜はサクマがもともといたヤクザの組長の息子なので、

もちろんそんな願いは叶えてあげられるはずもなく、

逃げまくるサクマなんですが、結局押し切られて抱いちゃう(笑)

基本軽いんですよねサクマも!そこがまたいい。

組長にはいろいろと恨みがあるサクマは優しく抱くつもりなんてなくて

「覚悟しろテメェ」とか言うんですが、

あいにく竜はどMだったのでステキなマッチング(笑)

ひどいこと言われたり雑に扱われることに興奮してる竜を見て、

もともとSっ気のあるサクマも興奮してきて最後はすごい楽しんじゃう。

そういうシーンもすべてシンプルで、

ちょっとコメディ要素もありつつなタッチで描かれているのですごくサラっと読めます。

最後は軽いノリでどうだったか聞く苦味に対して、

「苦味ィーお前ちょっとは妬けよ」って言うサクマに私は興奮しました。

ええ。

ど、どういうことなんだろ!

苦味とサクマの関係性が曖昧すぎて超興奮するんですけど!!

この二人の曖昧な関係が「新宿ラッキーホール」の一番ステキなところだと思います。

ちょっとずつ関係性が垣間見れるんですが、

その前にもう一つ、二人と同じ職場の斉木くんの話!

関西弁オタクなハーフのレニ×苦味ちゃんファンの斉木くん

3つ目のお話は「ハートに火をつけて」。

ゲイビ男優の関西弁オタクなハーフのレニ×撮影と編集をしている苦味ファンの斉木くん

「苦味さんはオレの天使(ヨメ)じゃ!」とか言っちゃうくらい斉木くんは苦味の大ファンなんです。

ヨメとか言ってるけど見るからに受けキャラだし、

可愛いすぎる斉木くん。

ある日レニ出演のゲイビを撮る予定が、相手役が失踪して急遽苦味が出ることになり、

流れで斉木くんも入っての3Pをすることに。

憧れの苦味との絡みに大興奮の斉木くんなんだけど、

とろーんってなってる斉木くんにムラムラきちゃうレニ。

そして無事にきもちよーく3Pは終了するんですが、

どう考えても苦味が好きなのがバレバレな斉木を見て、

なんでかキレてるサクマ!!!萌え!!!!

「アレは俺のなんだ」とかサラっと言っちゃうサクマーーー!!!!!

斉木くんに苦味とのキスを見せつけるサクマーーーー!!!!!!

やっぱり!?

やっぱりそうなんだね!?

ワクワク!!って思ってましたが、斉木くんが部屋を出ていくととたんに止めちゃう…

おあずけ食らう苦味ちゃん。

なんだこの私までおあずけくらった気分は…!サクマめ!!(;゚Д゚)

まぁ結局のところ、斉木くんに惚れてるレニが慰めて、

丸く収まるわけですが。

(泣いてる斉木くんはそれはもう天使でした。苦味じゃねぇ、おめーが天使なんだよ。)

もうとにかくサクマと苦味の関係が気になって仕方ないわけです。

そして次はサクマと苦味の出会いの話へ。

ここが「新宿ラッキーホール」で最も重要なわけです。

「新宿ラッキーホール」で最も重要なのはサクマ×苦味ちゃんの過去話!

「陽当たりの悪い部屋」前編・後編

2話に渡っての過去話ですが、内容はこれまでの話より若干シリアスよりでした。

借金作って自殺した父親の変わりに、ヤクザに連れて来られた高校生の苦味は、

サクマによってゲイビ男優になるべく調教されることに。

あ、なんかこれを描くとよくある調教エロ漫画みたいですが、

そんなテイストではありません。

結構マジに苦味がかわいそうな内容です。

最初は拒否し続けていた苦味も、頭が良くて順応性があるため、

他に行く当てもないことを受け入れてサクマの言うことを聞くように。

軽くて明るく、人懐こい苦味に、だんだんほだされていくサクマ

苦味にとっては、もうサクマしかいないわけで、

だんだんと仕込まれていくうちに恋愛感情も抱くように。

サクマはそれに気づくんだけど、子供の勘違いだろうと軽く見てるんです。

でも、サクマにとっても居心地が良かったんでしょうねー

お互いがお互いしかいない、って関係に、いつの間にかなっていたんですよね。

そんなとき、組長から苦味が邪魔だから始末しろと言われて、

始末できない上に苦味を守ってやりたいという自分の気持ちに気付くんです。

なんかそれが、恋って言うより愛なんですよねーーー

自殺しようとした苦味を止めて、生きる意味を与えようとするサクマ。

後半は5年ほど経ってゲイビで大活躍している苦味からスタート。

もともと顔が良くて要領も良く器用な苦味は大ブレイクしてるんだけど、

昔仕込まれて以来サクマとはただ一緒に暮らすだけの関係に。

守られている自覚のある苦味の、サクマに対する愛情ってどれだけのもんなんだろ…

って考えてみましたが…私にははかり知れない…!(*´ω`*)

それくらいある意味プラトニックな関係。

苦味はヤクザを辞めたいというサクマのために組長に直談判しに行くんですが、

逆にサクマを危ない目に合わせる羽目に。

しかもそこで、昔組長のことが好きだったサクマの過去も暴露されちゃうんです。

純粋なサクマが鬼畜になった原因はすべて組長…!

殺されずに済んだものの、縛られて見つかったサクマに、

またもや軽ーいノリで乗っかる苦味ちゃん。

そう、この流れで。(笑)

しかも仕込まれてた時はサクマ×苦味だったのに、

まさかの苦味×サクマ(笑)

いや、流れとしては悪くない!

悪くないし、この二人ならこうなるだろうなってのもわかるんだけど…!

リバが苦手な私としては、

ここでもサクマ×苦味がよかったかなー!!!!

なんかよくよく読んでみると、

全体的に苦味×サクマなんですよね実は…

サクマ×苦味は最初だけで苦味は結構攻めてます(笑)

でも私は可愛い苦味ちゃんがものすごくタイプなので、

受け大好きな私としては、苦味ちゃん受けがもっと見たかったな!!

なんなら苦味ちゃん総受けであってほしかったな!!!

あくまでも私の願望です(笑)

ある意味、こんなリバ嫌いの私でも納得の面白さがあったこの「新宿ラッキーホール」は、

私にとってかなり革命的なBL漫画なのです。

新宿ラッキーホールのドラマCDは!?

「新宿ラッキーホール」は、なんと、ドラマCDも出ていますよ!!

まぁ、当たり前だよね!そりゃ出るよねドラマCD!

さらにさらに…なんと苦味ちゃんの声は三木眞一郎さんーーー!!!!!

ミキシン!!大好き!!!!

安定のイケボですよね。

ガンダム00で死ぬほどハマったロックオンストラトス…

そういえば髪型が若干苦味ちゃんに似ている!

ハマりすぎています。

(あ、あと三木眞一郎さんって言うとハガレンのロイマスタング大佐もめちゃくちゃ好きです)

(あとあと、さっきゲームジョジョのジャイロの声もやってることを知って悶えています。好きすぎる。)

「新宿ラッキーホール」ドラマCDのキャストはこちら!

  • 苦味:三木眞一郎
  • サクマ:堀内賢雄
  • カタギリ:羽多野渉
  • 竜:鈴木達央
  • 斉木:小野友樹
  • レニ:武内健

安定感のあるキャストで期待できますね!

ところで、「新宿ラッキーホール」のドラマCDからコミックスの話に戻りますが、

「新宿ラッキーホール」の最後はオマケ漫画というにはしっかり長めのお話が入っています。

描き下ろしオマケ漫画「Lucky boy」

急にサクマに呼び出された苦味は金持ちのおじさんの相手をするとばかり思っていたら、

実は長年会っていない苦味のお母さんとのセッティングだったんです。

今までさんざんバカなこと言ってた苦味が急にしんみりしちゃうのが可愛い…

そしてなんだかんだでクソ優しいサクマにきゅんとします。

私も苦味もきゅんきゅんしているよ…(・´з`・)

そして超いい感じのムードで終わる…!!

こんなセンスのある終わり方!ステキすぎるな。

でもやっぱり最後まで苦味×サクマな感じでした(笑)

新宿ラッキーホールの裏表紙画像

そして私、地味に苦味ちゃんの年齢が気になった仕方なかったのですが、

よく読んでみるとたぶん33歳くらい

サクマと出会ったのが18歳で、後編の組長に会いに行く話のときが23歳。

そしてさらっと見逃してましたが、「約束は一度だけ」でサクマが竜に「俺が組抜けたの10年前だぞ」って言ってるので、

おそらく33歳!サクマがざっくり10年って言ってたとしてもまぁ30~35歳ってことですよね。

そしてサクマは7歳上なので30代後半から40代前半ってとこでしょうか。

思ってたより苦味ちゃんが若い(笑)

自分のことおじさんおじさんって言うのでもう少し上の30代後半かと思ってました。

なんだか年齢がわかると妙にリアル感が増して面白く感じるのは私だけでしょうか…(´∀`*)ウフフ

私が珍しくリバでも楽しめたBL漫画でしたので、リバはちょっと…という方にもおすすめですよー!(*´ω`*)

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