発売日2019年9月25日
恋愛経験なしのゲイ・佳乃はもうすぐ三十路。
恋することを半ばあきらめていたが、
ある日思い切って訪れたゲイバーで銀髪の青年・ロウと出会う。
不思議な魅力を持つ彼に惹かれた佳乃は、勢いで身体を重ねてしまい――?
恋愛イージーモードのイケメン大学生×恋を知らないゲイの会社員が紡ぐ
不器用で幸せなラブストーリー。
※「恋をするつもりはなかった」表紙裏あらすじ参照
大人の初々しい恋心がキュンとくる、鈴丸みんた先生の描く「恋をするつもりはなかった」を読みました!

恋に奥手なアラサーが体の関係から次第に恋に落ちていく…
2人の気持ちのすれ違いにドキドキする展開!
それでは「恋をするつもりはなかった」のあらすじやネタバレ、感想レビューをご紹介していきますね!
「恋をするつもりはなかった」のざっくりあらすじ
まずは「恋をするつもりはなかった」のざっくりあらすじを紹介していきますね!
ゲイだけど抱かれたことのない佳乃(よしの)は30歳の誕生日に意を決してゲイバーに行くことに。
誰かに抱かれたくて仕方のない佳乃は、そこで出会った大学生のロウに抱いてもらうことになります。
その後偶然再会したロウと、いい雰囲気になるものの佳乃は自分たちの関係が何なのか気になってしまい…
ロウから「付き合うのはナシかな」と言われてしまって静かにショックを受ける佳乃。
恋に奥手な佳乃は一回寝ただけの相手にこんなにも心が揺さぶられるこの感情が何なのか分からず動揺する。
その後もゲイバーに通うようになった佳乃はロウのことが気になって仕方なくなってしまい…?
そしてロウも実は佳乃に対して特別な感情を抱いていて…!?
エロシーンはあるものの、そこまで多くはありません。
鈴丸みんた先生のキレイな絵柄でエロシーンもしっとりと落ち着いた雰囲気で描かれています。
「恋をするつもりはなかった」のネタバレ
ここからは「恋をするつもりはなかった」のネタバレに入りますのでご注意くださいね!

佳乃は見た目も良く仕事も出来るイイ男だけど実は寂しい日々を送っていた。
ゲイの佳乃は誰にも抱かれたことがなく、自分一人で寂しく性欲処理する毎日。
恋をしたいなんてぜいたくは言わないがせめて抱かれてみたい…そう思っているうちに佳乃は30歳の誕生日を迎えるんです。
まさか佳乃がそんなことを思っているなんて誰も予想してないんですよね~
誕生日当日、佳乃は勢いでゲイバーを訪れる。
そのゲイバーは飲むためのスペースとヤりたい客用のスペースに別れていて、佳乃は最初は飲むためのスペースにいたものの、意を決してヤりたい客用スペースに行くことに!
そこで佳乃は大学生のロウに声をかけられる。
ロウは年の割に落ち着いていて、佳乃はロウとの会話に心地よく感じるんです。
そして佳乃は思い切って
「今日って抱いてくれるんですか?」
とロウに大胆発言!
そんな佳乃にロウは
「全然抱くよ」
と男前に答えて!?

すごく落ち着いていて頼もしく答えるロウがめちゃくちゃカッコイイ!
バーの2階にはヤり部屋があり、ロウはそこに佳乃を連れて行くんです。
佳乃は最初は戸惑うものの、ロウのリードでベッドへもつれ込む。
ロウは佳乃を優しく抱き、佳乃はいつものオモチャじゃないリアルな人の温かさにとろけていく。
セックスを終えた後、佳乃は今日が自分の誕生日で、抱かれるのが初めてだったのだとロウに告白し、そのまま眠りについてしまう。

佳乃が目を覚ますとそこにもうロウはいなくて、佳乃はそのまま仕事に向かう。
初めての経験だったためか体がツラく、顔色が良くないと言われてその日は早退することになった佳乃。
その帰りに駅でなんとロウに再会し、体の心配をされてしまう。
しんどそうな佳乃を見てロウは自宅が近所だから休憩していくよう誘うんです。
ベッドに案内され、思っていたより体が限界だった佳乃はすぐに眠りについてしまう。

大丈夫?佳乃流されすぎじゃない…?(笑)
目を覚ました佳乃にロウは優しく話しかけ、いい雰囲気になって思わずキスをする。
濃厚なキスをした後、ふいに佳乃はロウに自分たちの関係はセフレなのかと訊ねる。
「よしのは何になりたい?」と聞くロウに佳乃は上手く答えられず…
ロウは
「まあでも 付き合うのはナシかな」
と軽い調子で伝える。
その言葉になぜか心が沈んでいく佳乃。
そして、また会えたら話そう、と言って別れる2人。
さっきまでいい雰囲気だったのに、ロウの対応があっさりしていてなんかせつない…
佳乃はロウの態度は当たり前のことだと納得しつつも、どうしても寂しく感じてしまっていて…
1回寝たくらいでなんでこんなに心が揺さぶられるのか自分でも上手く理解できないんですよね。
いつの間にかそれほどまでにロウに気持ちが傾いていたんですよね…
佳乃の初めての恋は突然訪れたのか…?

ロウとはもう会うことはないだろうと思い、仕事に打ち込む佳乃。
失恋と言うにはあまりにも一瞬の出来事だったんだけど、ショックを受けたことには変わりなくて、佳乃はどうにかして気を紛らわそうとするんです。
佳乃がコンビニでお酒を買っていたところ、以前のゲイバーの店員であるスイに偶然出会い、佳乃は半ば無理やりスイにゲイバーへと連れて行かれてしまう。
ゲイバーにはロウがいたものの、ロウは佳乃に挨拶するだけで絡むことはなく、佳乃は暗い気持ちになる。
そしてお酒も進み、客の一人が佳乃を誘おうとするが…
その時ロウが後ろから飲み過ぎじゃないか?とやって来て、送っていくよ、と告げる。
「男はみーんなオオカミなんだから気をつけないと」
と言うロウに、佳乃はつい、先日セフレかと聞いたことにあきれてるんじゃないかと訊ねる。
あきれてないよ、と答えるロウの言葉で、佳乃はただただ『付き合う』ことは『ナシ』なんだと思い知ります。
ロウは本当ににくい男ですよね…

優しい雰囲気で残酷に佳乃を切り離すんですよ…
その日からなんとなくゲイバーに通うようになった佳乃は、ロウのことを目で追うようになります。
たまにお酒を奢ってくれたりなんかもして、佳乃はロウの言葉に傷ついたり浮ついたり、なんだか翻弄されちゃうんですよね。
そんな中、ロウがヤりたい客用スペースに足を運ぼうとするところを見て、佳乃は自分が相手になりたいと名乗り出ます。
「遊びでいいから…」
そんな言葉をこぼす佳乃に、ロウは、セフレになりたいなら「オレじゃなくてもよくない?」と言い…
ショックを受けた佳乃はその場を去ります。

自分から恋をすることがないロウは、いつも自分に気のある相手に対して優しくしたりつれない態度を取ったりして翻弄し、相手から告白させるよう仕向けるんですよね。
その過程が楽しいものの、いつも付き合ってからは本気になることなく相手への気持ちが下がってしまうロウ。

本気で誰かを好きになったことがなかったんですよね。
でも、実は佳乃には本気なようで…!?
つい今までの恋愛のように、押して引いての駆け引きをしてしまっているロウなんですが、佳乃にはそれが思うように通じず苦戦してしまってるんです。
だからといって自分から全てを告白することにも臆病になっているロウ。
飄々として大人ぶってるけど、実は純粋な気持ちを抱えているんですよね!
佳乃がゲイバーに来なくなってロウは落ち込んでいたんですが、ある日クラブに行く佳乃を見たと客の一人が話すのを聞きます。
それを聞いたロウは慌ててゲイバーを飛び出し、そのクラブへと向かうんです。
そこには今まさに男に口説かれている最中の佳乃がいて、ロウは苛立って佳乃と男の間に無理矢理割り込みます。

この割り込み方がかなり強引で面白い(笑)
ロウの焦りが見えてカワイイんです!
佳乃をクラブから連れ出したロウ。
佳乃はロウを忘れるためにクラブで男の誘いに乗ろうとしたということを打ち明け、ほっといてほしいと伝えるんです。
それを聞いたロウは、素直にならなきゃ伝わらないということを実感し、本当の想いを告げます。
実は電車で何度も佳乃を見かけていたロウは、いろんな人に優しく親切にする佳乃に惹かれていたんですよね。
だからゲイバーに佳乃が現れた時は嬉しくて絶対逃がさないと思って声をかけたんです。
「オレのもんにしたくて…っ」
そう言って初めて自分から気持ちを伝えるロウ。
「よしのが好き」
それを聞いた佳乃はすぐにはロウの言葉が信じられず…
「連絡先を教えてくれませんか」
なんてウブな返事をしてしまう。
セックスまでした仲なのに連絡先交換から始まるのがピュアすぎて萌えー!!

翌朝佳乃が目を覚ますと携帯にはロウからのメッセージが入っていて、告白されたことが夢じゃなかったと実感する佳乃。
改めて会って話したいということと、どうするのかは佳乃が決めていい、とロウからメッセージが入る。
仕事が忙しくて中々会う時間を取れずにいた佳乃なんですが、2人のことは2人で決めたい、と思い立ち、夜遅くに2人は会うことに。
佳乃はロウを自宅に呼んで、ロウは話したかったことを口にし始めます。
ロウは、本当は佳乃に惚れてるくせに、今までの恋愛同様にかっこつけて、気を引くためにひどいことを言ったことを謝るんです。

ようやく素直になったロウ…なんだか年相応でかわいい…
そしてロウは、佳乃が自分に惹かれたのは初めての相手だからなのだろうと予想していて…
それを聞いた佳乃は、『1度抱かれたくらいで』『流されてるだけなんじゃないか』という可能性はもう何度も考えたのだと伝えます。
でもどれだけ考えても佳乃はロウのことが気になって仕方なくて…
「オレは恋人になりたい」
とまっすぐにロウに伝える佳乃。
「オレもなりたい…っ」と言って佳乃を抱きしめるロウはなんだか必死な様子で…
いつも大人びて見えてたロウは、ここにきてウブな反応を見せるんです!
佳乃のことが好きでたまらないロウがすっごくカワイイ!!
そして2人はベッドへと向かい、想いを通わせたセックスをするんです。
幸せに満ち溢れた2人の行為に心があたたまります…!
恋をするつもりはなかった佳乃だけど、勇気を出してバーに行ったことでこんなに幸せな展開になったんですよね。
最初の一歩って大事だなぁとしみじみと感じる佳乃なのでした!
「恋をするつもりはなかった」の描き下ろし漫画は、「いつ起きるかな」でした。
仕事で忙しくて中々ロウに会えない佳乃は毎日寂しく感じていて…
寝ている最中にロウが自宅を訪れ、佳乃は目を覚ましたものの寝ぼけていてそれが夢だと思ってしまう。
夢なら言っても構わないかと思い、佳乃は日々ロウにて感じる想いを全部伝えるんです。
それは独占欲のようなもので…ロウはたまらなくなって佳乃の体に触れ始める。
そして段々行為が激しくなりついにしっかりと目を覚ます佳乃。
疲れた体をロウに散々優しく愛されて、佳乃は心が満たされるんです。
そしてロウはというと本当は何かプレゼントを渡そうと思って佳乃の家に訪れたようで、緊張した様子で佳乃を見つめるんです。
「恋をするつもりはなかった」の感想レビュー
「恋をするつもりはなかった」は体の関係から始まったものの、ピュアな想いがせつない、しっとり大人なストーリーでした!
まず佳乃がとっても美人ー!
こんなに見た目完璧で中身もカワイイのに今まで恋人いなかったって奇跡ですよね。

奇跡の三十路…
しかもしっかり色気も備わってるしね。
佳乃はロウに出会えたことが奇跡だと思っている様子だけど、ロウからしてもこんなステキな相手の初めての恋人になれてほんと奇跡だよ!
ロウはとてもラッキーだと思う。
この出会いにロウはしみじみ感謝してるんじゃないでしょうか…!
そしてロウのポーカーフェイスっぷりもすごかったです。
最初っから佳乃にめちゃくちゃ惚れてるのに落ち着いた素振りで近づいて、さすが恋愛に慣れてるだけあるのかな。
でも慣れているが故に、つい調子に乗ってつれない態度で佳乃を翻弄して、結局佳乃に避けられちゃうっていう…
最初から素直になっていれば話は早かったものの!(笑)
でもまぁ、ここまでこじれたからこその面白みですよね。
佳乃は言わずもがな恋愛初心者なわけですが、恋愛に慣れているロウにとっても本気の恋はこれが初めてなんですよね。
実はお互い恋愛初心者っていうとってもステキな関係なんです♡
だからこそ、2人の告白シーンはすごくピュアさがあって胸熱でした!
あと、何かとすぐ寝ちゃう佳乃がかわいかった(笑)
「恋をするつもりはなかった」の中で佳乃が眠るシーン結構多いよね!?
描き下ろし漫画ではついに寝ぼけてる間にセックスがはじまっちゃうし…(笑)
そして描き下ろし漫画の最後はプレゼントを持ってきた様子のロウで締めくくられていましたが、プレゼントの中身は何だったんでしょう!?
やっぱり指輪かなぁ!
付き合って早々にプレゼント用意しちゃうロウの佳乃への執着ぶりが萌えました♪
「恋をするつもりはなかった」の続きは?ドラマCDも人気!
「恋をするつもりはなかった」は2022年に続編が始まりました。
少し時間が空いての連載再開になり、注目度も高いですよね。
晴れて恋人同士になった2人は、どんな関係性を築いていくんでしょうか。
お互い本気の恋愛は初めてなだけあって、ウブな2人が見れそうな予感♪
ロウが佳乃に送ったプレゼントの中身も判明するのでは!?
当て馬なんかも登場しちゃうのかな?

すれ違いとかの王道展開も見たい♪
なにげに歳の差カップルなので、そういった面でももしかしたら葛藤とか生まれるのかもしれませんよね。
大人っぽく見えてもロウはまだ若いからなぁ…
ロウがかっこよくリードして佳乃を引っ張り続けることができるのか?
もしかしたら佳乃が大人の威厳を見せつける展開もあるかもしれませんね!
そして「恋をするつもりはなかった」はドラマCDも人気発売中です!
ドラマCDの声優キャストはコチラです。
- 桐谷佳乃:佐藤拓也
- 西嶋狼:江口拓也
- スイ:安田陸矢
- マスター:美斉津恵友
「SPY×FAMILY」のロイド・フォージャー役で人気の江口拓也さんがロウの声をするとは…!
すごく豪華な声優キャストなのでこちらも絶対聞かないとですね!!
続編もいずれドラマCD化するんでしょうか?
期待しちゃいますねー!

