発売日2019年9月20日
「黒井くん、僕とデートしましょう」
黒々組の若頭・黒井憲剛には、厄介な幼なじみがいる。
生まれた時からずっと一緒に育ってきた弁護士の白樺―――
暇さえあれば、黒井を口説いてくる白樺は、
黒井の気を引くためだけに他の女性と一カ月だけ結婚したこともあるツワモノだ。
行き過ぎた愛情を注いでくる白樺と、
それを適度にあしらう黒井の関係を舎弟たちも温かい眼差しで見守る毎日。
ところがある日、白樺が黒々組の顧問弁護士を引き受けたと告げてから、
二人の間に緊張がはしり―――…?
※「白刃と黒牡丹」1巻あらすじ参照
弁護士×若頭の大人な世界観が魅力のBL漫画「白刃と黒牡丹」1巻を読みました!
まずは簡単なあらすじと感想からご紹介していきますね!
「白刃と黒牡丹」1巻のざっくりあらすじ
とにかく受けの若頭・黒井がガタイも良くて男っぽいのが本当に萌えます。
男っぽい受けが性癖の私(笑)
そして攻めの白樺(しらかば)の目つきが鋭いビジュアルもたまりません。
大人ワイルドでセクシーな雰囲気漂う漫画となっています!
若頭の黒井憲剛(くろいけんごう)は幼馴染の弁護士・白樺刀麻(しらかばとうま)に毎日のように口説かれていているが軽くあしらう日々。
黒井はあくまでも堅気である白樺とは一線を引こうとするんです。
そんな中、白樺が黒井の組の顧問弁護士になったと言い出して!?
黒井は白樺が大切だからこそ自分に近寄らせたくなくて…
そんな黒井の気持ちを無視して、白樺はどんどん距離を縮め、黒井を追いつめていく。
幼馴染という関係性もすごく萌えるポイント。
幼いころから白樺は黒井一筋で、黒井の情につけ入ろうとするんですよね。
でも実は黒井にとっても白樺は唯一無二の存在で…

お互いのクールな駆け引きがすごく痺れる…!
エロシーンはそこまで多くはないですがあります。
ガッシリとした体型の黒井が組敷かれているのがめちゃくちゃ興奮します!
ゆくえ萌葱先生の描くエロシーンはあまり長さがなくさっぱりとしていて、ドロドロしていないのが良いです。
でもやっている行為自体はかなりエロいので、そこがなんだかカッコイイんですよね!
極道設定もしっかりしていて、極道ならではの展開があったりするので「白刃と黒牡丹」は本当に見ごたえ十分な内容となっています!
極道好きな方、カッコイイ受けが好きな方にすごくおすすめ♪
それではここからは「白刃と黒牡丹」1巻の詳しいあらすじと感想に入ります!
※ネタバレも含みますのでご注意ください。
ここからは「白刃と黒牡丹」1巻のネタバレ
「白刃と黒牡丹」は弁護士×極道の幼馴染BLです。
30歳で黒々組の若頭に就任した黒井憲剛(くろいけんごう)。
その日に幼馴染の弁護士・白樺刀麻(しらかばとうま)は入籍したと報告してきて…?
それから7年が経ち、白樺は入籍後1ヶ月もしない内に離婚し、その後暇さえあれば黒井に告白していた。
友達のまま落ち着くつもりはない、と言ってのける白樺を、黒井は呆れたようにかわし続ける日々。
そんな黒井に対し、めげることなく白樺は、結婚したのは一時の気の迷いで、
「僕はずっとあなたを一途に想っている」
と口説き続ける。

恥ずかし気もなく愛を語る白樺が良い…!
そしてそれをさらっとスルーし続ける黒井(笑)
黒々組は黒井の手腕で歴史は浅いながらも企業舎弟を多く抱える地位を固めていた。
ある日黒井は部下を引き連れてやってきた中華料理店で、店主夫婦に温かく迎えられる。
親し気に話す店主夫婦に、組がこの地域に馴染んでこれたのはこの店が普通に接してくれているおかげだと感謝する黒井。
だけど黒井は馴染みすぎるのもダメだと感じているんです。
何かあった時に大事なものを巻き込みたくないからこそ、どこかで一本ラインを引いておかなきゃいけないと黒井は常々考えているんですよね。
食事の帰りに白樺の話題になり、部下に何でそこまで白樺と距離を置くのかと聞かれ、「アイツは堅気だろうが」と答える黒井。
あまりにも自然に黒々組にやってくるのでみんな白樺が堅気だということを忘れていたようで(笑)
しかも白樺の鋭い目つきは堅気っぽくないんですよね。
そこにたまたま現れた白樺は黒井に話があると近づいてきて…
黒々組の顧問弁護士を引き受けることにした、と告げるんです。
黒井は白樺の胸倉をつかみ激怒します。
白樺のしたことは、黒井の引いていたラインを踏み越える行為だったんですよね。
白樺と黒井の過去とは?
産まれる前から母親同士が仲が良かった白樺と黒井。
黒井の家は地域に溶け込んだ組だったため、周囲も黒井を受け入れていて2人は仲良く過ごしていた。
だけど小学4年生の頃からだんだんと大人びてきた黒井。
5年生になり、黒井と同じクラスになった白樺は、黒井がヤクザの家の息子だとして浮いた存在になっていることに気付くんです。
一匹狼のようでカッコイイと黒井に心酔していた白樺。
だけど修学旅行の夜、ホテルの廊下の片隅で孤独に泣いている黒井を見て、白樺は黒井を一人にしてはいけないと思うようになる。
そして成長し、黒井と同じ高校へと進んだ白樺は、
「憲剛の側に居る為に出来る事をする」
と言って特進科で勉強に励むようになる。
その頃から白樺は、自分の黒井に対する気持ちをちゃんと理解していて、想いを募らせていたんですよね。
踏み込みすぎたら嫌われるんじゃないかと思い、気持ちを打ち明けずにいた白樺。
けれど黒井に近づく女子が現れ、白樺を唯一の友達だと思っている様子の黒井に、白樺はたまらず告白してしまいます。
そして、自分を拒むならもう友達で居られない、と脅すような言い方で黒井に迫るんです。
それは黒井には自分しかいないのだと確信して、孤独な黒井につけ込むようなやり方で…
そして2人は体を繋げるような関係に。
それから1年経ち、白樺はどんどん欲深くなっていき、ある日「盃がほしい」と告げます。
頑なにそれを拒む黒井に、白樺は「今日限りで暫く憲剛から離れるよ」と言って、自分のやり方で黒井の隣に立つと決めるんです。
おそらく高校で勉強に励んでいた頃から、白樺は黒々組の弁護士になる未来を夢見ていたんですよね。

白樺の黒井への執念がすごくて萌えます…!
黒井のために働きたいと願う白樺
白樺が黒々組の顧問弁護士を務めると聞き、苛立つ黒井。
「なんで毎回近づいてくるんだ…」と黒井が独り言ちていた時、白樺がやってきて「好きだからだよ」と言います。
前任弁護士への根回しもすでにしていた白樺に、黒井は外堀を埋められた形になるんです。
でも黒井は白樺が大事だからこそ、危ない目に遭わせたくなくて今まで一線を引いてきたんです。
守りたいが故に逃げてきたのに、ずっと追いかけてくる白樺に黒井は煮詰まってしまう。
いつも強くあり続けようとする黒井に白樺は
「僕の前でくらい気を許してもいいんだよ」
と言ってキスをします。
そのキスがまた濃厚で…

なんだかんだでキスを受け入れてしまってる黒井がたまらなくエロい!
そしてお互いのものを触り、高め合う2人。
イきそうになる黒井を白樺は口で受け止め、飲みこみます。
そして今度は自分のものを黒井の口に入れ、黒井に飲ませるんです。
黒井は嫌なら拒めるだけの腕力がありそうなのに、白樺を拒めないというこのシチュエーションがたまりません…

されるがままになってる黒井に興奮する…!
「白刃と黒牡丹」はシンプルな描写なのにとてつもないエロさがあるんですよね。
白樺を避ける黒井だったが…
それからというもの、黒井は以前よりさらに白樺を避けるように。
そして外で昼食を取っている時、黒井に電話で砂川会ともめたと連絡が入ります。
砂川会とは昔から折り合いが悪く、黒々組の経営が順調なことにひがまれ、度々嫌がらせを受けていたんです。
それに腹を立てた黒々組の若い連中がついに砂川会に手を出してしまい、揉め事に発展。
それを聞いた黒井がすぐ現場に向かおうとするも、ちょうど車がなく、そこに自分の運転でも構わないのであれば車を出すと白樺が名乗り出ます。
仕方なく白樺と部下を連れて現場に向かう黒井。
砂川会の下っ端を一人捉えて詰め寄るも、その男は何も吐かない。
営業妨害しているのは他にも仲間がいるはずなんです。
舐めた態度を取る砂川組に腹を立てた黒井は自分一人で砂川組に行くと言い出す。
砂川組の川村会長のもとへ一人で出向いた黒井は、携帯のテレビ電話で、捉えている下っ端の姿を見せ、今回の揉め事の原因を作ったのはあんただと詰め寄ります。
テレビ電話だけじゃ何の証拠にもならないと言う川村会長。
そんな中、証拠ならある、とテレビ電話から白樺の声が。
黒井が砂川組に乗り込んで行っている間に、白樺は周辺の聞き込みを行っていたんです。
周辺の監視カメラに砂川組の連中が映っているとして、砂川組が関わっているのは明白だと白樺は言うんです。
落とし前つけてくれるんでしょう?と迫る黒井に、観念した川村は、今後黒々組の島には手を出さないと告げ、下っ端がやった今回のことは自分は知らないからそいつはどうにでもしていい、と切り捨てるようなことを言います。
テレビ電話でその言葉を聞いた砂川組の下っ端は暴走し、割ったボトルで周りの人間に襲いかかり、そして白樺が傷を負う…!?
冷静さを失った黒井は!?
白樺が切られたと聞き、冷静さを失った黒井は自らのこぶしで携帯を割り、「躾のなってねぇ犬には何されても文句言うんじゃねえぞ」と言ってその場を去ります。
車に乗り込み、急いで現場に向かう黒井。
苛立つ黒井はふと、白樺が結婚してすぐ離婚した時、白樺の言った言葉を思い出します。
「そんなの あなたの気を引く為以外 どんな理由があると言うんです」
そう言った白樺。
現場に駆けつけると白樺はおらず、もうすぐ警察が来るだろうから戻りましょうと部下に言われる黒井。
白樺は病院ですでに診察は終わり、そのまま自宅へ帰ってると言われ、黒井はすぐさま白樺の自宅に向かうんです。
白樺のマンション前で白樺を待ち構える黒井。
8針縫ったという手を見せられ、黒井は白樺の頬を殴ります。
「余計な事したからだ」と言う黒井に白樺は「でも役に立ったでしょう」と言い…
でも黒井の顔は何かに耐えるように歪んでいるんですよね。

その表情は、役に立つとかはどうでも良くて、自分の大切なものが傷付いたことに苦しんでいることを物語っているんですよね…
せつない…!
心配をした、と素直に告げる黒井に、白樺は優しくキスをします。
そして白樺は、そんなに心配なら「君が僕を守ってくれ」と告げます。
「僕は君の為に生きてきたんだ」
と言って黒井を抱きしめます。
黒井はそんな白樺を抱きしめ返し…
白樺は喜びに満ち溢れて
「憲剛 好きだよ」
と伝えます。
そして2人は白樺の自宅のベッドへ。
黒井の背中には色の入っていない未完成の墨が。
内太ももにも猫の墨が入っていて、白樺はそこを執拗に舐めるんです。
そして2人はようやく体をつなげ、やっと恋人としてセックスができたと白樺は喜びに浸ります。
兄弟分になるよりはいい、と告げる黒井に、盃はもらっていると言う白樺。
先日お互い飲精したことが盃の代わりだと言う白樺に黒井は顔を盛大に赤らめる。
そして観念した黒井は、
「俺の隣に 居させてやるよ
頑張ったなぁ お前」
と言ってようやく白樺を受け入れる。
そんな黒井の言葉に白樺はたまらなくなって涙を流すんです。

やっと欲しい言葉をもらえた白樺の喜びの涙に胸が締め付けられる…
37年間、ひたすら黒井のために頑張り続けた白樺がようやく報われたんですよね。
そして2人はやっと隣り合う関係になるんです。
「白刃と黒牡丹」1巻の感想。続きはある?
「白刃と黒牡丹」の描き下ろし漫画は「未必の約束」でした。
体を許し合う関係になった白樺と黒井。
黒井の背中の刺青に色がなく未完成な理由を知りたくなった白樺は行為の最中に
「スミ一色でいいと思うんですけどね…」
とこぼす。
「ならスミ一色にするか」
と簡単に答える黒井。
黒井は高校時代、最後に白樺と寝た後、いずれ背中にスミを入れるのかと聞き、
「義兄弟にもなれないなら僕の好きな色だといいな」と告げた白樺の言葉で、背中くらいは白樺にくれてやろうと思って色を入れていなかったんです。
白樺のためだけに色を入れずに未完成でいた背中の刺青。
それを知った白樺の顔がまたたまらなく嬉しそうで…

めっちゃ愛ですよね…!!
そして黒井は背中の刺青をスミ一色にすることを決めたのでした。
「白刃と黒牡丹」1巻の全体の感想はというと、ほんと大人なテイストがしびれる1冊でした!!
一途に黒井を想い続け、そのために生きてきた白樺の人生がカッコイイ。
隣に立つためなら何だってやろうとする執念深さが見えますよね。
そして黒井も白樺のことを昔から本当に大切に想ってきたんですよ。
つれない態度を示すのも全て白樺を想ってるからこそ。
それってもう、かなり昔から2人は愛し合っているってことなんですよ!
黒井はそれが分かっていて、だからこそ受け入れることを拒んできたんです。
でも結局白樺の執念深さに折れちゃうんですよね。

白樺の長年の想いが実り、本当に良かった…感極まるラストでした!
そして「白刃と黒牡丹」は1巻の続編もすでに発売中です。
隣に立つことを許された白樺。
2人の関係はどんな変化を迎えるんでしょうか。
大人なラブラブっぷりが見られるのが楽しみで仕方ないです♪
極道という世界でもあるので、ずっと平穏でもないのかな?
困難が待ち構えているのかもしれません。
とにかくインテリ攻めと強気受けが私好みの「白刃と黒牡丹」、続きが早く読みたいです!
「白刃と黒牡丹」1巻の続きもまた読み次第感想&ネタバレを書いていきますね!
よろしくお願いします♪
