2020年4月20日
この世界にはノーマルな人間と、同性同士の妊娠が可能という
特殊な生態を持つ獣属の2種類が存在している。
獣属専門医である宮路晶(みやじあきら)は
「本能に流される獣になりたくない」と自身の存在に抗って生きてきた。
だが晶とは真逆で本能のまま生きてきた獣属の宗吾と出会い、
反発しながらも惹かれ、紆余曲折を経て夫婦となった。
愛息子の翔太(しょうた)も生まれて幸せな時間を過ごしていたが、
宗吾の父親は獣属らしからぬ晶をよく思っておらず…!?
※「ケダモノアラシーHug me baby!ー」表紙裏あらすじ参照
黒井モリ―先生の描くケモミミがかわいい獣人BL漫画、「ケダモノアラシ」シリーズの3巻にあたる「ケダモノアラシーHug me baby!ー」読みました♪
「ケダモノアラシーHug me baby!ー」の読む順番とざっくりあらすじ
ちなみに「ケダモノアラシ」2巻にあたるのは「ケダモノアラシーKiss me baby!ー」です。
読む順番を間違えないように注意!
- 「ケダモノアラシ」
- 「ケダモノアラシーKiss me baby!ー」
- 「ケダモノアラシーHug me baby!ー」
という順番です。
前巻の2巻にあたる「ケダモノアラシーKiss me baby!ー」の詳しい内容はコチラの記事でまとめています▼
「ケダモノアラシ」シリーズはケモミミという点はもちろん良いんですが、病院理事のハイスぺ攻め×お医者さん受けってところも私的にはツボです♪

白衣着てる受けが好き!(笑)
1巻にあたる「ケダモノアラシ」では少しシリアス寄りな内容でしたが、シリーズの2巻と3巻は少しほのぼのしたラブコメテイストになっています!
耳と尻尾がある獣属の晶は同じく獣属で優性な遺伝子を持つ宗吾と出会い夫婦に。
2人の間には可愛い息子の翔太も生まれて幸せな毎日。
「ケダモノアラシーHug me baby!ー」は以前にも増して宗吾と晶もラブラブな様子?
だけど獣属の習性である発情期を迎えた宗吾に、仕事が忙しくて中々相手ができない晶は少し申し訳なく思っていて…
子育てと仕事の両立に悩む晶だけど、宗吾もまたそのことに対して考えて行動に移していた。
そして「ケダモノアラシーHug me baby!ー」では宗吾の父親、宗司(そうし)が登場!
宗吾の父親がこれまたかなりの堅物で。
獣属の繁栄を一番に考える父親には、宗吾がパートナーを晶だけに絞るのは気に入らない様子。
宗吾と晶の間を割こうと試みる宗司!
だけどラブラブな2人は負けない!?
相変わらず2人の子供である翔太はかわいくて見ていて癒される♪
しかも少しずつ大きくなっていく様子も読んでいて感慨深い…
翔太の存在で「ケダモノアラシーHug me baby!ー」はよりほんわかテイストになってるみたい♪
エロいシーンはそこまで多くないけどあります!
「ケダモノアラシ」シリーズ1巻に比べるとちょっと少なく感じますが、宗吾と晶のイチャイチャしているシーンは多いので読んでいて満足感はたっぷり。
それでは、ここからは「ケダモノアラシ」シリーズ3巻にあたる「ケダモノアラシーHug me baby!ー」の詳しいあらすじと感想に入ります!
※ネタバレも含みますのでご注意ください。
宗吾の発情期に応えられなくて悩む晶※ここからはネタバレ注意

宗吾と晶、そして2人の間にできた息子の翔太の3人は幸せな家族生活を満喫中!
ある日宗吾に獣属の習性である発情期が訪れる。
抑制剤を飲んで発情期を抑えるものの、宗吾は優性な遺伝子を持つ獣属のため、抑制剤を飲んでも人を惹きつけるフェロモンが出ているようで…
晶はそんな宗吾に体で応えたいと思うものの、仕事の忙しさもあり、叶えられずにいるんです。

体は求めているのに…ちょっとせつないですよね。
良いシッターにも恵まれず、最近では宗吾の姉の栄子に翔太を見ていてもらうことも。
2人目を作らないのかと栄子に聞かれるものの、仕事のことを思うとそういう行動には出られない晶は内心複雑な様子。
本心では2人目も考えたいんですよね。
すると突然栄子の家に宗吾と栄子の父親である宗司が登場!
宗司は晶に話があると切り出す。
あまり2人で話したことがないので晶は緊張気味…
強者として圧倒的な自信と威圧的な態度を崩さない、獣属の頂点に君臨するかのような宗司。
宗吾も昔はそんな獣属だったと宗司を見ていて思い出す晶。
でも宗吾は晶と付き合い出して変わっていったんですよね。
今では柔軟な考えを持つ、家庭を大事にするステキな旦那様に!

まさにスパダリ!ステキ―!!
でも、そんな変わっていった宗吾のことが気にくわない宗司。
獣属は本能のままに子孫を繁栄させるべきだと考えている宗司は、パートナーを晶だけに絞り、ろくに子孫繁栄に励んでいない宗吾に危機感を感じているんです。
「君は宗吾と別れる気はないのかね?」
そう言って晶に詰め寄る宗司なんです…
宗吾の父親が2人の関係を邪魔する?

宗司にとって息子の宗吾は、自分の子供の中でも最も優性な遺伝子を持つ獣属なんです。
だからこそ、獣属として子孫繁栄に力を注いで欲しいと願っている。
それが獣属の使命でもあるかのような考えを持っている宗司。

そうとう頑固そうな雰囲気…
顔は宗吾にそっくりなんだけど、怖そうなオーラを出しまくってるんだよ…
でも晶はあくまでも獣属の習性に抗いたいと願って生きてきたんですよね。
そんな晶の気持ちに寄り添うようになった宗吾。
2人の関係は宗司にとって理解できるようなものではなくて、晶のせいで宗吾の優性な遺伝子が独占されていると感じていて…
しかも仕事との両立も難しいだろうと言って、2人が別れることを提案する宗司なんです。
家に帰った晶は、宗司からキツイ事をたくさん言われたのもあって、いつもより疲れた様子を見せ、それを心配する宗吾。
宗吾は優しく晶を労り、晶は宗吾に触れられてつい宗吾を欲しいと感じてしまう。
でもそれは宗吾が発情期だからかもしれないと少し不安を感じるんですよね。
宗吾が欲しくなるという気持ちは、宗吾を愛してるからなのか、それとも獣属として宗吾の遺伝子を欲しがっていしまっているからなのか…
どちらが自分の本心なのか分からず不安になることも。
晶は本能に流されてケダモノのようになるのが嫌なんですよね。
心で宗吾と愛し合いたいと願っているんです。
そんな気持ちを否定する宗吾の父宗司。
宗司から言われた別れるという選択肢は晶にはないものの、自分が仕事と子育ての両立が上手くできていないことは事実で、上手く反論できなかったことを悔やむ晶。
子育てと仕事を上手く両立できていないのはノーマルも獣属も課題は同じで、晶は改めてこの課題が重いものだと実感する。
晶が仕事の休憩中にその事で思い悩んでいると、一人の獣属の男性が声をかけてきて?
謎の紳士小原の登場に癒される晶

晶の知らないところで、宗吾は自分の父である宗司に会いに来ていた。
先日晶に会ったということを知った宗吾は、晶に余計なことを言ったのではないかと、牽制しに宗司のもとに訪れていたんです。
晶を傷つけるような真似をしないでほしいと言う宗吾に対し、宗司は獣属の繁栄について説きます。
優性な遺伝子を持つ宗吾は、より多くの相手と子を成すべきだと言い、晶一人だけをパートナーに選ぶことを否定するんです。
そうやって優性だということだけで大切にされていた宗吾は、いつだって周りに遺伝子だけを求められていて、宗吾そのものには目を向けられていなかったんですよね。
そのことに苛立ちを感じていた宗吾は、晶に出会って変わったんです。
「君を選ぶ時は本能に流されない時がいい」
と言ってくれ、はじめて自分自身を見てくれる存在が晶だったんです。
そして晶と一緒にいることで幸せを感じている宗吾なんですが…
晶を選んだ理由を説明しても尚、理解しようとしない宗司。
本能に抗って生きることは種の衰退へと向かう行為だと宗司は信じているんです。
どこまでいっても話が通じない2人の想いは一方通行で…

親子なのに気持ちが通じないっていうのもツライですよね…
そもそも仕事と子育ての両立すら難しく感じているところを突かれてしまいます。
だけど宗吾には考えがあって?
これから晶と人生を共にするにあたって、仕事をしやすい環境を作ろうと考えた宗吾は、宗司にある提案をするんです。
その頃晶は声をかけられた獣属の小原(おばら)と話をしていて…
小原は仕事でこの病院に訪れていたところ、苦しんでいる様子の晶を見つけて気になって声をかけてくれたのでした。
晶はただ悩んでいただけで体調不良などではなかったので一安心した小原。
なんだか優しい雰囲気の小原!

オジサンだけど美しさがあって私好みです(笑)
話の流れで晶は子育てと仕事の両立が難しいと感じていることを小原に打ち明けます。
そのことに同意を示し、
「人はもっと多様性を認め、我がままに生きていいと思うんです」
と言ってくれた小原に晶は感銘を受けます。
自分にできることは何なのか考える晶はその想いを宗吾に伝えることに?
宗司と対峙する2人の心は固く結ばれていて…

晶は宗吾に、病院で働きやすい環境を整えたいと提案します。
親になって初めて気付いた、子育てとの両立の難しさ。
忙しさのしわ寄せが独身の人に向けられるのも心苦しく感じている晶。
自分も本当は今よりもっと翔太との時間を増やしたい。
そして宗吾との時間ももっと大切にしたいと考えているんです。
それを聞いた宗吾は、自分も晶と同じ考えを持って、実は動いていたのだと言い…
ちょうどその時宗司から電話がかかり、宗司は2人の家に訪れることになる。
家にやってきた宗司は、晶になぜ獣属の本能に抗うのに獣属である宗吾を選んだのか、理由が聞きたいと話します。
その問いに晶は、宗吾の優性な遺伝子に惹かれたというわけではなく、宗吾自身に惹かれたのだと答えます。
自分が優性な遺伝子を持つ故に悩んでいた宗吾は、本能のまま生きていたのに遺伝子を残すことに抵抗していた。
そんな不器用な生き方に自分を重ねるようになり、次第に心から惹かれるようになったんです。
色んな生き方、考え方があるのだと、宗吾に出会うことで知った晶。
獣属である自分のことも、受け入れられるようになったのは宗吾のおかげだと晶は伝えます。
そんな考えを聞いて宗司は少し心が動かされた様子で…
なにやら過去にもそういった考えの獣属と出会ったことがある様子…

深くは語られていないですがここは気になるところ!
そして宗司が今回会いに来た理由はもう一つあって、先日宗吾が提案した仕事の話だったんですよね。
提案の内容というのが、病院の一般と獣属の病棟の間に、両スタッフが使える保育園を作るというもの。
その内容を進めることが決定したという報告だったんです。
その後無事保育園が完成し、保育所を派遣運営している小原に再会する晶。
小原が先日病院にいたのはこのためだったんですよね。
そして小原は何やら宗司のことを以前から知っているようで…?

えー!気になります…!
無事に保育園ができたことで、2人目も検討できる状態になったということで!
今後宗吾と晶のラブラブは勢いを増しそうです♪
「ケダモノアラシーHug me baby!ー」の続きは?
「ケダモノアラシーHug me baby!ー」の描き下ろし漫画は「Hug me baby!ーafterー」です。
ある休日の日のお話で、晶はいつもよりたっぷり寝てしまったようで翔太と宗吾が愛情たっぷりに晶を起こします。
いつもより眠気が多い様子の晶に、2人目を妊娠したんじゃないかと期待を寄せる宗吾。
隙を見つけては子作りに励んでいた様子の2人!?

もうラブラブすぎて良きー!!(笑)
そして翔太は晶のお腹に何かを感じた様子?
もしかしてもう2人目ができたのか??
幸せ度マックスな描き下ろし漫画でした♪
「ケダモノアラシーHug me baby!ー」は幸せな日々もありつつ、宗吾の父親の宗司の登場でちょっとピリついたムードもあるお話でした。
宗司も最終的には2人の関係を少しは認めてくれた様子で一安心。
そして気になるのが宗司と小原の関係!
絶対過去に何かあった雰囲気の2人。
宗司と小原の過去話が今後の「ケダモノアラシ」シリーズで見られるのでそこに期待です。
そう、「ケダモノアラシ」シリーズはまだ続きがあるんです♪
「ケダモノアラシ」シリーズ4巻にあたる続きは「ケダモノアラシーHold me baby!ー」!
幸せ家族のほのぼの生活がまた見れるとあってすごく嬉しいです!
翔太もまた少し成長しているんでしょうか?
宗吾と晶の間に2人目はできるのか?
2人のイチャイチャっぷりももっと見たいですよね♪
「ケダモノアラシーHold me baby!ー」も読みましたので感想&ネタバレを書きました!
詳しくはこちらの記事にまとめていますので是非ご覧ください!▼

