2015年9月17日
オスもメスも区別なく子供を産むことができる、
猫を先祖に進化を遂げたと言われているこの世界。
施設育ちの過去から家族に対する憧れが強いカズイ(雑種)は、
“父親はいなくていい、ただ自分と血のつながった家族がほしい”と
手当たり次第に子種漁りをする日々。
ある日、バイト先の店長の紹介で
売れっ子モデル・ノア(純血)の専属マネージャーになることに。
いつも何かと自分のことを気にかけてくれるノアとの時間に居心地の良さを感じはじめ、
子供さえいればいいと思っていたはずなのに幸せな家庭を想像してしまい――…
売れっ子イケメンモデル×愛に飢えた淋しがり屋の表題作をはじめ、
負けず嫌いな雑種モデル×敏腕スパルタマネージャーの年の差ラブや、
カラダの相性“だけ”はバツグンな上司×超面食い部下の
ドタバタラブなど愛情・愛欲あふれるねこみみシリーズ3篇をお届け!
※「好物はいちばんさいごに腹のなか」あらすじ参照
蔓沢つた子先生の描く、ケモミミがかわいいラブコメBL漫画「好物はいちばんさいごに腹のなか」を読みました!
まずは簡単なあらすじと感想からご紹介していきますね!

猫耳と尻尾をもつ登場人物たちがとにかくかわいらしい♪
「好物はいちばんさいごに腹のなか」のざっくりあらすじ
男女ともに子供を身籠ることができる世界線で、カズイ(受け)は子供がほしいがために手あたり次第にフェロモンをまき散らして適当な相手と体を重ねる毎日。
そんな中、純血種でイケメンモデルのノア(攻め)のマネージャーとして働くことになったカズイはノアに特別な感情を抱くようになり…?
モデルのノアがまためちゃくちゃイケメンで眩しいんです!
カズイは少し天然なところがあって、そこが可愛いんですよね♪
意図的にフェロモンを出すことで相手の性欲を刺激するっていう設定も面白い。
そしてフェロモンは誰にでも効くわけではないというところも「好物はいちばんさいごに腹のなか」の重要なポイント。
「好物はいちばんさいごに腹のなか」は猫耳カップリング3組のお話がオムニバス形式で収録されていて、どれもフェロモンによる誘惑がキーポイントになっている様子。
どのカップリングもすごくかわいくて面白かったです♪

中でも私は、雑種モデル×敏腕スパルタマネージャーのお話がお気に入り!
歳の差カップリングで年下攻めっていうのがなんとも私好みでして(笑)
そして、「好物はいちばんさいごに腹のなか」はエロシーンが激しめ!
蔓沢つた子先生のエロシーンの描き方はなんともいやらしくて興奮しちゃいます(笑)
妊娠できる設定ということで、孕ませるための行為といった表現が多くて余計エロく感じちゃうんですよね♪
エロシーンしっかりめのBL漫画が読みたい方にはおすすめの1冊です!
それでは、ここからは「好物はいちばんさいごに腹のなか」の詳しいあらすじと感想に入ります!
※ネタバレも含みますのでご注意ください。
表題作「好物はいちばんさいごに腹のなか」ここからはネタバレ注意!

猫を祖先に進化した世界、そこはオスもメスも関係なく妊娠が可能で、子供が欲しければ発情フェロモンを自分から出して相手を誘い、子種を貰えばいいんです。
施設育ちで家族に対する憧れが強いカズイは、とにかく子供がほしくて誰彼構わずフェロモンを出し、体を重ねる日々。
だけどカズイのフェロモンに反応してくれる人はろくな人がおらず、その行為は幸せを感じるようなものではない現状。
そして中々妊娠することもできず、貯金のために裕福な生活のできない毎日。
そんな中、知り合いに紹介されてモデル事務所のマネージャーの仕事をすることになったカズイ。
カズイの担当するモデルは事務所で一番売れっ子のノア。
メインクーンの純血種なだけあって毛並みも美しくとてもカッコイイんです。
ノアはなぜかカズイを気に入った様子で…?
ノアの出演した広告を見てカッコイイと伝えるとすごく嬉しそうな反応を示し、カズイはノアのことを可愛いと感じる。
ある日カズイの夕飯の買い物に同行したノアは、カズイが将来子供がほしくてそのための貯金で節約の毎日を送っていることを知ります。
ノアは食費を出すかわりに手料理を食べさせてほしいと提案。
母親になる気なら細すぎる体をどうにかした方が良いとカズイに伝えます。
その日から一緒に食事を取るようになったノアとカズイ。
ノアと一緒に過ごす夜の食卓は温かく、幸せなツガイの家庭はこんな雰囲気なのだろうかとカズイはつい想像してしまう。
自分なんかがノアとツガイになれるわけないのに…と途端に自分の思考が恥ずかしくなってしまうカズイ。
そしてある日カズイはノアに誘われて外食し、勧められたお酒でつい酔っぱらってしまい、目覚めるとそこはノアの自宅のベッドの上で!?
子供が欲しいというカズイを押し倒し、「僕に種つけさせてよ」とノアは迫ります。
キスをして、フェロモン頂戴、とねだるノア。
ノアに迫られてカズイは夢なんじゃないかと疑うも、段々フェロモンが漏れだし…
ノアの巨根を見て怯えるカズイに
「絶対孕ませてあげるから がんばろう?」
と言って激しく揺さぶる。

行為もエッチだし、台詞もエッチなんですよね!
これが「好物はいちばんさいごに腹のなか」の見どころなんです!
そして翌朝、しっかり子種が貰えている感覚に喜ぶカズイ。
その後も妊娠の気配を実感しノアに感謝し、一人で大切に子供を育てようと意気込む。
ありがとうございました、と告げるカズイにノアは苛立ちをあらわにし…
結婚届けを渡したノアに、カズイはやっとノアの気持ちを知り、結婚してください、とノアに抱きつくんです。
「君も子供も大事にするよ」
そう言ってカズイを優しく包み込むノアがカッコイイ!
その後無事子供が生まれ、2人の関係は幸せな家族へと変化するのでした。
好物を育ててみたら腹のなか

雑種のモデル・滝波蓮太郎(たきなみれんたろう)は雑種であるが故に才能をくすぶらせていたが、移籍したモデル事務所で敏腕マネージャー・米蔵ユウジ(よねくらゆうじ)と出会い、新たなスタートを切ることに。
新しい事務所は以前とは違いとてもアットホーム。
そして雑種だからといってつまはじきにされることもない。
厳しいレッスンや文武両道を求める米蔵は、スパルタなものの喜びも分かち合ってくれて、蓮太郎は充実した毎日を送るんです。
ある日疲れて眠っていた蓮太郎に見惚れてしまった米蔵は、うっかりフェロモンを出してしまい!?
そのフェロモンにガッツリ反応してしまった蓮太郎は驚いて飛び起きてしまう。
だけど米蔵は慌ててフェロモンをひっこめ、何事もなかったかのように振る舞うんです。

この米蔵の切り替えの早さが面白い(笑)
自分のフェロモンに反応した蓮太郎を見てマッチングが完璧なのだと思い知る米蔵ですが、商品に手を出すなんて絶対あってはならないと感じていて?
実はかなり面食いの米蔵は蓮太郎が好みど真ん中なんです。
でも過去にも商品に手を出して失敗した経験がある米蔵は慎重になっていて…
蓮太郎のモデルとしての成長を間近で見て幸せに浸る米蔵なんですが、蓮太郎はそうやって米蔵が支えてくれているからこそ自分が成長できていると感じていて。
さらには米蔵からかすかにフェロモンの好ましい匂いがしていることもあり、蓮太郎は米蔵をツガイにしたいと考えるように。
そんな蓮太郎の好意に気付いた米蔵は、自分から遠ざけるためにあるイケメンを呼び出すことに。
直親(なおちか)というイケメンは、迎えに来た!と言って米蔵に抱きつく。
それを見た蓮太郎は直親がツガイなのかと思いガッカリしてしまう。
でも実は直親は米蔵の息子なんですよね!
蓮太郎に勘違いさせるためにわざと息子の直親とベタベタしていたんです。
しかし蓮太郎は米蔵にツガイがいたと知っても、米蔵への想いを募らせている様子で…
そんな時、蓮太郎の上着を匂ってフェロモンを出す米蔵を目撃してしまい!?
蓮太郎の登場でまた即座にフェロモンをひっこめる米蔵。

またもや急に平然とした態度になる米蔵…(笑)
誤魔化そうと必死なんですよね(笑)
確かにフェロモンを出していたと言って米蔵に迫る蓮太郎。
「ヨネさんにとって世界一の男になるから…俺を選んで」
と必死にすがる蓮太郎に、米蔵は嬉しくなってしまい…
蓮太郎の存在こそが自分にとって最後の相手なのだとしたら、自分こそ全力で蓮太郎を手に入れるべきではないかと米蔵は気付くんです。
そして米蔵はフェロモンを出し、蓮太郎を誘います。
そして米蔵に主導権がある感じのめちゃくちゃエロいシーン。
でも途中から蓮太郎が興奮しすぎて歯止めがきかなくなっちゃうんです。
若い蓮太郎が暴走しちゃうのがたまらなくエッチです(笑)
さらには涙目で2回目をねだる蓮太郎につい絆されちゃう米蔵なのでした!
好物はきづいた時には腹のなか

お次は米蔵の息子、直親のお話!
親に似て面食いの直親。
ですが直親のフェロモンはいつもお目当ての相手に効かなくて、毎回空振り。
そんなある日、職場の飲み会でいつものように気付かれないにも関わらず健気にフェロモンを出していた直親。
そのフェロモンに上司の夜須田(やすだ)が気付いてしまい!?
自分に対しては興味を示さない様子の直親に、夜須田も気付かないフリをしてしまう。
だけどその後直親は酔いつぶれてしまい、夜須田が介抱することに。
直親は酔った勢いでフェロモンを大放出してしまい、それをもろに食らってしまった夜須田は勢いで直親とセックスをしてしまう。
翌日謝る直親に、今後は気を付けろと注意するものの、直親は自分のフェロモンが効くことは滅多にないので大丈夫だと言ってのける。
直親にとって自分は好みの範疇外だと分かったものの、夜須田は直親の顔が好みなことを改めて感じて…
直親に自分の子供を産んでもらおうと決意するんです。
イケメンを見るとすぐにフェロモンを出してしまうユルい直親。
夜須田はそれをいいことに、直親がフェロモンを出したらすぐに別室に連れ込んでセックスをするようになるんです。
妥協でいいから俺を選べと夜須田は直親に詰め寄る。
夜須田との行為は気持ちがいいものの、イケメンじゃないことが引っかかている直親だったが…
日を追うごとに、直親は夜須田に愛着が湧いてきて…?
次第に今まで夜須田の何が好きじゃなかったのかも忘れるようになり、いつの間にか完全にハマってしまうんです。
ある日仕事中にイケメンの先輩2人と対面した直親は、いつもならイケメンを目にしただけでフェロモンが出ていたはずが全く反応しなくなっていて…
そこに現れた夜須田を見て、直親はイケメンには反応しなかったフェロモンが一気に溢れてしまう。
イケメン2人に反応してフェロモンを出したと勘違いした夜須田は、苛立って直親をホテルへと連れ込む。
やっぱり自分よりイケメンがいいのかと怒りをあらわにする夜須田に直親は、イケメンではなく夜須田に反応してフェロモンを出してしまったことを告白します。

それを聞いた夜須田はすごく感動した様子で…愛の満ち溢れたセックスをするんですよ…
嬉しすぎて気が急いてしまう夜須田がめちゃくちゃかわいい!
そしてそんな夜須田の様子を見てきゅんとしてしまい、いつもよりさらに濃いフェロモンを出す直親。
もう夜須田にメロメロになってしまってる直親が本当にエッチで(笑)
とろけた様子の直親に夜須田も興奮しまくりで行為はより激しくなり…
その後疲れてすぐ寝ちゃう直親を優しく見つめ、幸せを実感する夜須田。
耳をピコピコと動かしてデレた表情を浮かべる夜須田なのでした!
描き下ろし漫画、好物は大事に腹へおさめましょう

「好物はいちばんさいごに腹のなか」の描き下ろし漫画はノアとカズイのその後のお話でした!
ノアとカズイは結婚し、双子が誕生し、さらにその後にもう1人生まれ早くも大家族!

カズイ良かったね~!憧れの大家族…!
カズイとセックスがしたくて誘うノアに、育児をしっかりしたいので次の子はまだ待ってほしいと願い出るカズイ。
子供を作るためじゃなく、ただカズイを抱きたいと伝えるノアなんですが、セックスしたら子供ができちゃうのでは?と考えるカズイ。
カズイには避妊具という発想がなかったんですよね!
今までとにかく子供がほしくてそういった行為をしていただけに、避妊具をつけたセックスをしたことがなかったカズイ。
そのことに気付いたカズイは自分のことながら恥ずかしくなってしまう。
そしてノアは避妊具を思いつかないってどういうことなんだとなんだかお怒りの様子(笑)
結局その日、2人は子供たちが寝静まったあとに避妊具を使ってセックスをすることに。
今まで子供欲しさに自分が誰彼構わずフェロモンを出して避妊具を使わずにいたことを、恥ずかしく思いノアに謝るカズイ。
でもカズイはただ家族が欲しくて一生懸命だっただけなんですよね。
そのことを気付いたノアは、怒ってしまった自分が器が小さかったと言って、逆にカズイに謝ります。
久しぶりの行為に2人は興奮していき…
カズイの慣れた様子を見てノアは段々腹が立ってきて、カズイに避妊具を付けさせることに。
初めての行為に困惑するカズイを見て、ノアの独占欲は満たされるんです。
そしてノアはカズイのおっぱいも舐めまわして…?
翌日、子供におっぱいを与えようとするも出が悪いことに気付き、つい調子に乗ってがっついてしまったことを反省するノアなのでした!
同時収録漫画、いままでみたく、いままで以上に。

「好物はいちばんさいごに腹のなか」にはシリーズとは別作品も収録されていました。
正絹(まさつぐ)は兄夫婦に生まれた甥っ子の琉加(るか)を溺愛している。
中学生の頃に琉加が生まれて以来、正絹は琉加に夢中で、人生全てを捧げてきた。
正絹が30歳になった頃、兄夫婦が海外転勤となり、琉加は日本に残ると言って2人暮らしをすることに。
それから1年後、正絹31歳の誕生日を琉加と2人でお祝いしていると、プレゼントを差し出した琉加。
プレゼントの中身は指輪で、琉加はその指輪を正絹の左手の薬指にはめるんです。
どうせずっと使わない指だからかわいそうに思ってソコにサイズを合わせたという琉加に、何の疑いもなくありがとうと伝える正絹。
さらには琉加も同じ指輪をはめていて!?
それを見た正絹は、
「琉加くんは薬指にしたらダメじゃない? だってお嫁さんのためにあけておかなきゃ」
とあっけらかんと告げる。
それを聞いた琉加は、なんだかイラついた様子…?
将来お嫁さんをもらったら正絹はどうするのかと訊ねる。
お嫁さんをもらったら一緒にはいられない、それでもお嫁さんを貰えとまだ言うのかと聞くと…
正絹は「いやだ」と大泣き(笑)
それを見てかわいいとか思っちゃう琉加(笑)
俺とどうしたいのかと聞く琉加に正絹は、
「できれば一生このまま離れたくない」
と訴えます。
その執着心は何なのかはっきりとしない正絹に琉加は既成事実を作るしかないと言い出して…
よく分かっていない正絹を押し倒して体を繋げる琉加。
こんなことしていいのかと不安がる正絹に、誰にも止めることなんてできないと琉加は言って…
「つぐちゃんがいらないなら コレ つぐちゃんじゃない誰かの中に入っちゃうんだよ?」
と正絹を煽ります。
いやだと言いながら泣いてすがる正絹に「愛してるよ」と告げる琉加。
今まで琉加以外の誰にも心が動かなかった正絹は、自分の琉加への想いが相当重症なことに今更ながら気付くんです。

いや、めっちゃ今更やん…(笑)
とっくに自覚しているのだと思っていましたよ!(笑)
その後ラブラブな生活を送るようになった2人。
そんな2人をサプライズ帰国した兄夫婦は目撃してしまい…
実は我が子である琉加が相当正絹に執着していたことに気付いていた2人。
逆に弟の正絹に申し訳なく思ってしまうのでした(笑)
「好物はいちばんさいごに腹のなか」の続きが気になる!ドラマCDも人気!
「好物はいちばんさいごに腹のなか」はとにかくエッチなシーンが濃厚な作品でした!
それぞれのカップリングの濃厚ラブシーンがとにかくエロい。
蔓沢つた子先生の描くエロシーンはかなり凝った内容で言葉攻めもすごい♪
妊娠できる設定ならではの、子作り発言が多くて、とてもエッチな仕上がりでした!
そしてそれぞれのお話が幸せムード満点なハッピーエンドなのも良い♪
「好物はいちばんさいごに腹のなか」はエッチなシーンに満足できるし、ハッピーな気持ちにもなれる、とにかく元気になれちゃう1冊です。

私は冒頭でも話した通り、蓮太郎×米蔵が推しカプです!
もういい歳の米蔵が蓮太郎に絆されちゃうという流れがとても好き♪
そして米蔵の色気に若い蓮太郎が暴走しちゃうっていうシチュエーションもたまらない(笑)
「好物はいちばんさいごに腹のなか」はドラマCDにもなっています!
ドラマCDの声優キャストはコチラです。
- 錆多田カズイ : 小林裕介
- ノア : 興津和幸
- 米蔵ユウジ : 田丸篤志
- 滝浪蓮太郎 : 古川慎
- 米蔵直親 : 白井悠介
- 夜須田 : 三宅健太
しっかり3組のカップリングの内容が詰まっているドラマCDになっていて嬉しい♪
それぞれのカップリングを耳でも楽しめるドラマCDは絶対聞くべきですね!
さらに「好物はいちばんさいごに腹のなか」は続編もあります。
「好物はいちばんさいごに腹のなか」の2巻にあたる続編は「好物はこっそりかくして腹のなか」です。
好物シリーズと題して続いていく感じですね!
次はどんな猫耳カップリングが読めるんでしょうか♪
今回のカップリングのその後が見れたりもするんでしょうか?
幸せな締めくくりを見せたそれぞれのその後も見てみたいです!
「好物はいちばんさいごに腹のなか」2巻にあたる「好物はこっそりかくして腹のなか」も読み次第また感想&ネタバレを書いていきますね!
よろしくお願いします♪

