2018年10月31日
マスク姿で鉄パイプを持った目つきがヤバい男に
仲間が襲われたと聞かされたαの恵。
問題の男・山田つぐみを呼び出すと
現れたのは敵意バチバチいかついコワモテヤンキー。
さっそく喧嘩だと意気込んでいたところ
何故かΩの発情フェロモンが漂いαの面々が困惑している中、
「ヒートなのは俺だぜ」と、ドヤ顔でとんでもな発言が飛び出して…!?
まさかのΩ、まさかのヒート中にαの喧嘩を買ってて、
しかも抑制剤を使っていないーーー!?
※「めぐみとつぐみ」1巻表紙裏あらすじ参照
BL漫画界で人気のオメガバース設定。
S井ミツル先生描く「めぐみとつぐみ」は他のオメガバースBLとはちょっと勝手が違う!?

オメガバースと言えば、わりとせつない内容が多いイメージが私にはあるんですが、「めぐみとつぐみ」は明るいラブコメです!
明るいオメガバースが読んで見たい方にぜひおすすめしたいBL漫画と言えますね♪
「めぐみとつぐみ」1巻のざっくりあらすじ
イケメンで名門高校に通うαのめぐみは自分の育った環境から、オメガバースの本能に抗おうと誠実に考えている高校生。
対して別の高校で1匹狼として不良をしているΩのつぐみは、Ωの本能を気合でやり過ごしながら育ってきた高校生。
このつぐみが本当に厄介で面白い!(笑)
ヒート中のΩはみんな、抑制剤を飲んで過ごすんですが、つぐみは抑制剤を飲まずにいつも気合でどうにか過ごしてるんです。
本人は気合でどうにかしているつもりでも、ヒート中なんでフェロモンはダダ洩れ。
αからするとそれってかなり厄介!

普通は気合でどうにかなるもんじゃないですからね(笑)
なのでヒート中のつぐみに出会ったαはもれなくフェロモンにあてられて襲い掛かり、つぐみはそのαたちをボコボコにする…という流れが出来ているんです。
オメガバースのΩと言えば、か弱い存在というのが一般的。
だけど「めぐみとつぐみ」はΩのつぐみが強い!(笑)
そんなつぐみがめぐみに出会い、お互いのバース性を認め合いながら次第に惹かれ合っていくという物語。
最初は不良として殴り合いの喧嘩をしようとしていた2人。
全く恋愛感情なんて生まれるはずもない出会いから始まり、αとΩゆえに本能に抗えず距離が縮まってしまい、それに伴い段々と本能とは別の感情が芽生えてくるんです。
つぐみがかなり天然キャラなのも「めぐみとつぐみ」の魅力の一つ。
なにかと喧嘩に結びつけてしまうつぐみのせいで、めぐみは振り回されっぱなし(笑)
とにかく常に喧嘩腰!?そんなドタバタラブコメに仕上がっているので、暗くなってしまいがちなオメガバース漫画には珍しく、すごく明るい雰囲気の内容になっています!
オメガバースとドタバタラブコメを組み合わせたS井ミツル先生はスゴイ発想力ですね♪
エロシーンはしっかりとありますが、ドロドロした感じはなく、すっきりと描かれていてそこも読みやすい!
オメガバースゆえのお互いのバース性に関する葛藤などもちゃんと描かれているので、軽すぎる感じもなく読みごたえ十分です。
儚く美しく描かれることが多いΩですが、つぐみはしっかりとコワモテに描かれているのも特徴的。
このコワモテが自分の本能に負けてしまう瞬間がたまらなくエロい!
いつも強がっている分、ものすごくギャップがあるのがいいんですよね!!
オメガバースにあまり興味のない人でもとても読みやすい内容になっていると思います♪
まずはオメガバースについて知りたい方はこちらの記事▼で詳しくまとめています。
それでは、ここからは「めぐみとつぐみ」1巻の詳しいあらすじと感想に入ります!
※ネタバレも含みますのでご注意ください。
喧嘩相手がまさかのΩ!?2人の出会い※ここからはネタバレ注意

優秀なαのみを集めた国内有数の進学校、九重学園。
めぐみは理事長の息子である優秀なイケメンαなんですが、裏ではタバコや喧嘩をする不良としての一面も。
ある日同級生が、山田つぐみという高校生相手に喧嘩で負けたと聞いて、リベンジに潰そうと提案。
つぐみを呼び出すことにしたんですが、つぐみが現れた瞬間、なぜかΩのフェロモンの匂いが漂いはじめ、めぐみや同級生が動揺していると…
「ヒートなのは俺だぜ」
と堂々と告げたつぐみ!
なんとつぐみはΩで、さらにヒート中!!
しかも抑制剤を飲んでいないのでフェロモンダダ洩れ…
普通ヒート中のΩは抑制剤を飲んでいないとツライはずなのに、ピンピンしているつぐみに周りはかなり動揺(笑)
そしてつぐみはコワモテで喧嘩腰(笑)
初っ端から面白すぎる展開!
めぐみと同じくαである同級生たちは、つぐみのフェロモンをまともにくらって、みんなでヤっちゃおうとか言い始め、それを聞いためぐみはかなり嫌悪感を示します。
めぐみはΩを見下すことが大嫌いなんですよね。
そんな中でも構わず喧嘩を始めようとするつぐみを、急に担ぎ上げて同級生から引き離すめぐみ。
もしものことがあったら大変だと感じためぐみは、とにかくこのαに囲まれた状況からΩを離そうとするんですよね。
そして自分もフェロモンにあてられてツライのに、必死で耐えてつぐみに抑制剤を使わないことを説教し始めます。
それなのにまったく懲りる様子も抑制剤を使う様子もなく引き続き喧嘩をしようとするつぐみは、ほんとΩ界の異端児(笑)
こんな状況で喧嘩なんてできるはずがないと思っためぐみは、自分の持っていたα用の抑制剤を、Ωにも多少は効くから使えと言ってつぐみに渡します。
「対等な状態でやり合いたい」と言っためぐみの言葉に反応を見せたつぐみは、その抑制剤を受け取ってその場を去ることに。
めぐみから受け取った抑制剤の入ったポーチにはαの匂いが染み付いていて、つぐみは家に帰ってからすぐにその匂いに興奮してつい本能のまま気持ちよくなってしまう…
しかも、イく瞬間にはなぜかめぐみの顔を思い出してしまって!?
対等な状態を望んできためぐみに、今まで出会ってきたαとは違うと感じたつぐみ。
もうここから惹かれ始めてしまってるんですよね!
ですがもちろんそんな自分の気持ちに気付いているわけもなく、つぐみはこの状況がただただ腹立たしくてめぐみに対して苛立ちを覚えてしまいます…
懲りずに現れたつぐみ!2人の喧嘩の行方は…

その後もめぐみの匂いの染み付いた抑制剤の入ったポーチをオカズにしてしまうつぐみ。
今まで出会ったαと違い、ヒートの自分を襲おうともせず説教していっためぐみの行動を思い出し…
きゅんとするのかと思いきや、モヤモヤした気持ちがイライラした気持ちに変化していってついには腹立たしくなってしまい!?
まためぐみに喧嘩をふっかけにいくことに(笑)
気持ちの方向性がすぐ喧嘩に向かってしまうから面白いんだ「めぐみとつぐみ」(笑)
正直もうつぐみとは関わりたくなかっためぐみなんですが、タイマンはろうと現れたつぐみを無視することもできず、結局喧嘩をすることになります。
そこで喧嘩中ハプニングが!なんと体制を崩した2人は、つぐみが覆いかぶさる形でキスをしてしまう!
つぐみはマスクをしていたのでマスク越しではあるものの、2人は動揺。

なんて王道で美味しいハプニングを描くんだS井ミツル先生(笑)
結局これといって決着がつかないまま終わったタイマン(笑)
家に帰ってぐったりと疲れた様子のめぐみですが…
つぐみから返してもらった抑制剤のポーチからは、フェロモンの匂いが染み付いており、つぐみが抑制剤をオカズにしていたことを知っためぐみ。
ヒートがきても気合でなんとかするとか言っておいて、しっかりオカズにしていることを知って、めぐみはなんだか悶々としてきてしまいます。
普段コワモテな顔で性的な雰囲気が全くないつぐみが、どんな顔して自分のポーチをオカズにしているのか…?なんて考えて段々興奮してきてしまう!
事故でしてしまったキスも思い出し、つぐみでついにヌいてしまうめぐみは自分でも自分の行動に理解ができず動揺!
その後も喧嘩をふっかけに来たつぐみを見て、どうしてもつぐみのエロい姿を想像してしまうようになってしまう…
自己嫌悪でどうにかなりそうなめぐみに対して、つぐみはどうしても喧嘩をしたい様子(笑)
とにかくつぐみを避けようとしていためぐみなんですが、つぐみに因縁がある不良が次々に現れ、なんだかんだと巻き込まれてしまっためぐみはとにかくその場からつぐみを連れて離れます。
向かった先は体育倉庫。
ひとまず落ち着くまで避難しておこうと考えためぐみですが、部活の生徒に外から鍵を掛けられ倉庫に閉じ込められてしまう!

きたー王道な流れ!!そうこなくっちゃ!!(笑)
密室に閉じ込められためぐみとつぐみ!

体育倉庫に閉じ込められてしまっためぐみとつぐみ。
さらにつぐみはここにきて急にヒートがやってきてしまいます。
発情期のΩと2人きりになるなんてαのめぐみにしては最悪のシチュエーション。

そして私にとっては最高のシチュエーション。(笑)
持っていた抑制剤を使うものの全然効かずにつぐみのフェロモンにあてられて苦しむめぐみ。
つぐみにも抑制剤を使うように言いますが絶対に聞いてくれない…
本人は気合でなんとかなると言っているものの、めぐみのポーチをオカズにしていたことを考えると気合でどうにかなっていないのは明白。
もう無理矢理にでも抑制剤をつぐみに打とうとして、つぐみに掴みかかると、その顔は欲情しているようで!?
さらに危機感を感じるめぐみ。
どうせαはΩを襲うんだろうと食ってかかるつぐみに対し、めぐみはそんなことはしたくないと伝えます。
お互いに気持ちがあってこそ結ばれるのが本来であって、フェロモンを言い訳に傷つけることはあってはいけないと言うめぐみ。
自分がΩだからこそ、今まで傷つくこともあったつぐみは、そんなめぐみの考え方を嬉しく思ったのか
「俺もそうおもう」
と言って、つい今までより濃いフェロモンを出してしまいます。
そのフェロモンに完全に自制が利かなくなっためぐみは、濃いキスを仕掛けてしまい…
気合で抵抗しようにも力が入らないつぐみはされるがまま。
めぐみは止まらなくなってしまい、ついに最後までしてしまうことに。
結局つぐみのヒートが落ち着くまでやりまくってしまった2人。
落ち着いたつぐみが体育倉庫の鍵を無理矢理壊してその日は無事帰ることができたものの、めぐみはやってしまった事に動揺が隠せない。
オメガバースと言えばうなじを噛むことで「番」になるという行為ですが、ギリギリのところで理性に負けず噛まなかっためぐみは少しホッとするものの、自分のしてしまったことに激しく後悔をします。
本能に任せたセックスをして、自分が責任を取らないとと思うものの、どう行動に起こせばいいのか分からずモヤモヤするめぐみですが…
その一週間後、急につぐみがめぐみの所にやってきて、つぐみの家まで連れて行くんです。
わけもわからず連れてこられためぐみに待っていたのは、つぐみの親からの尋問(笑)
尋問といっても、つぐみの親である春告の威嚇が鋭いものの、もう1人の親である黒鵐(くろじ)は優しく迎え入れてくれていて…
春告と黒鵐は、明らかに事後である様子のつぐみを見て心配したものの、「合意だし」と言ったつぐみに恋人ができたのだと勘違い。
危なっかしい息子に恋人ができたことにホッとして、嬉しいと伝える黒鵐に、めぐみは本当のことを言えなくなってしまいます。

というかつぐみがちゃんと説明しないのが悪いんだけどね?(笑)
つぐみは面倒をさけてるのと、天然な性格も相まって、自分の親に対して真実は何も言わない様子。
和やかに迎えられ、晩御飯もごちそうになっためぐみですが、帰り道でまた後悔します。
本当の事を伝えて謝罪するべきところだったんじゃないか?
妊娠検査薬も自分が買ってくるべきじゃないのか?
責任を取りたいと思っていたものの、何もできていないことに自分を責めるめぐみ。
ここまでΩに対して誠実であろうとするめぐみの性格には実は理由があって…?
理性があるのに惹かれる理由は…!?

めぐみの両親はαなんですが、実は産みの母親はΩなんです。
ヒートが安定していなかった時期に父親に手を出されてしまい、そして産まれたのがめぐみなんですよね。
複雑な家庭環境で育っためぐみは、父親を否定していて、本来のαとΩはちゃんと想い合っているべきだと思ってる。
だけど今回自分がつぐみにした行為は、否定していた父親と同じなんだと実感し、嫌悪感を感じているんです。
それを正直につぐみに伝えるめぐみなんですが、つぐみの反応が男らしくてステキなんです!
父親と同じだと落ち込むめぐみに、お前はお前だと言うつぐみ。暗に父親とは違うと言ってくれてるんですよね。
しかも「あん時の事がんな嫌だったら今頃てめーの事ぶっ殺してっぞ俺」とか言っちゃう!

これってすごく愛の告白めいた発言なんですが、本人無自覚なんですよね。
そこがまた良い。
本人が無自覚で言っているとめぐみも理解しつつ、すごく嬉しく感じて、つぐみにキスをします。
先日の行為を思い出してしまい、ついキスも濃厚になってしまうめぐみ。
動揺したつぐみは咄嗟にめぐみを殴り、ヒートでもないのになんでキスしたのかと、怒鳴って走り去ってしまいます。
めぐみは自分のした事に衝撃を受けつつも、つぐみに惚れてしまったのではないかと考えるように…
一方のつぐみも、なんでキスされたのかわからずモヤモヤ…
そういえばなんで自分は先日の行為もキスも含めて、なんでめぐみにされることが嫌じゃないのか?と不思議に思います。
いや、もうとっくに答えが出てもいいはずなんだけど(笑)
天然なつぐみは自分の気持ちの正体が全然分からずにいます。
そしてめぐみのことを考えていたつぐみはまた突然ヒートに襲われてしまう。
Ωのフェロモンを嗅ぎつけた不良たちがつぐみに襲い掛かり、いつもなら抵抗できるはずのつぐみなんですが、今回はめぐみの顔が頭から離れず、手に力が入らない状態で抵抗できない…
たまたまそこに駆けつけることができためぐみによって助かるんですが、つぐみのヒートが中々収まらず、仕方なく自分の家に連れて帰ることに。
そこでつぐみは、めぐみの事を思い出して発情してしまったということを素直に伝えます。
しかも他の人は嫌だけどめぐみの事は嫌じゃないとまで言っちゃう…
こんなかわいい告白しておいて、本人はあくまで無自覚で喧嘩腰(笑)

この展開が「めぐみとつぐみ」の面白いところ!
たまらなくなっためぐみは、またしてもつぐみといたしてしまうわけです!!
密室に閉じ込められているわけでもなく、事前に打った抑制剤もよく効いていて理性があるにも関わらず、求める気持ちが止まらない…
ここのラブラブなエロ展開がたまらなく良いです。
これからはヒートになったら俺が相手してやるって約束までしちゃう。
いつもはコワモテで不機嫌オーラ出しまくりなつぐみも、この時はすごく気持ちよさそうでとろとろでめちゃくちゃかわいい。
ギャップ萌えがスゴイです(笑)
「めぐみとつぐみ」は大人気連載中!ドラマCDも人気
好きでもないΩのフェロモンに惑わされるのは嫌と言いつつ、好きじゃないΩはお前のことじゃない、とはっきり言っためぐみですが、その意味を理解できていない様子のつぐみ。
なんでヒートじゃない時にキスしたのか、いまだに分かってないみたい。
めぐみは自分の気持ちの正体にもう気が付いていて、自覚がしっかりあるんですよね。
つぐみがヒートに悩まされないためにはうなじを噛んで番になればいい、ということも理解しているものの、つぐみ本人の意思を確認していないのでこの問題に関してはおあずけな様子。
とは言いつつ、なんだかんだと最後はラブラブで締めくくられていて読んでいて大満足でした!
「めぐみとつぐみ」1巻の描き下ろし漫画は「山田家へようこそ」。
また急に家に連れてこられためぐみは、つぐみの妹であるすずめのお誕生日会を一緒にお祝いすることに。
つぐみの親にもちゃんと2人の関係について説明しようと思っていためぐみですが、そのにぎやかさにとても言う雰囲気ではないと感じて口をつぐんでしまいます。
しかもその日は同じベッドでお泊りすることになってしまい!?
狭いベッドでくっついて寝ているのに手を出してはいけないという状況につらそうなめぐみ(笑)
さらに寝ぼけたつぐみが抱きついてきて、無防備なつぐみの顔にカワイイと思ってムラムラしてきちゃう。
つい興奮してきてつぐみを触りまくっていたところ…結局つぐみは目を覚ましてしまい四の字固めをくらってしまうめぐみなのでした(笑)
オメガバース設定としては明るいラブコメでドタバタ感が面白い「めぐみとつぐみ」。
もちろんまだまだ続きます!
あとがきにも描いてあるんですが、「めぐみとつぐみ」は実は最初、S井ミツル先生がこんな展開のオメガバース面白そうと考えてSNSに投稿した漫画が話題になり、それがきっかけで連載が始まったんですよね。

私、そのSNS時代から追いかけてます!(笑)謎の自慢(笑)
めぐみとつぐみ以外の登場人物も個性的で、それぞれのキャラクターが今後もいろいろと活躍してくるとのこと!楽しみです♪
大人気の「めぐみとつぐみ」はもちろんドラマCDにもなっています!
ドラマCDの声優キャストがまたスゴイ…
九重めぐみ役の声優が小野友樹さん、山田つぐみ役の声優が松岡禎丞さん、山田黒鵐役の声優が日野聡さん、山田春告役の声優が海野浩輔さんです。
松岡禎丞さんは鬼滅の刃の伊之助役、日野聡さんは煉獄さん役で有名ですよね!
ドラマCDが豪華なのも人気作品ならではですね。
ヒート中は相手をしてくれることになっためぐみとつぐみ、2人の関係はぐっと距離を縮めて…!?
だけどめぐみのつぐみに対する想いはちゃんと伝わっているのか少し不安なところ…
「めぐみとつぐみ」の2巻も感想&ネタバレを書きました!こちらの記事でまとめているのでぜひ♪▼

