2021年3月1日
平田との抗争終結から四年。
矢代は組を離れ、闇カジノの金主として稼いでいる。
カジノには時折、三角が訪れ、そろそろ真誠会に戻るようせっつかれていた。
一方、矢代から捨てられた百目鬼は、真誠会と
良好な関係を結ぶ三和会系桜一家の組長・綱川の下でヤクザになっていた。
四年間、一度も会うことのなかった矢代と百目鬼。
けれど、ある事件をきっかけに再会して!?
止まっていた時間がついに動きだす!!
※「囀る鳥は羽ばたかない」7巻表紙裏あらすじ参照
本格的な極道の世界が描かれたBL漫画、ヨネダコウ先生が描く「囀る鳥は羽ばたかない」の7巻です!
「囀る鳥は羽ばたかない」7巻のざっくりあらすじ
前巻で平田の抗争が一区切りつき、7巻からは新章といった感じ。
あれから4年が経ち、矢代は闇カジノをやっていて、相変わらず爛れた生活を送っている様子。
4年も経ってるのに矢代は老けることなく、なんか益々エロい雰囲気を醸し出してる!?

とにかく美人すぎるオジサンとなった矢代に、大興奮します…!
そして百目鬼はというと…なんと立派なヤクザになってしまっていて…
時が経ち、さらに面構えがヤクザらしくなっていて、なんだかせつない。
ヨネダコウ先生の描く7巻表紙を見ると、なんだか威厳すら感じる面持ちの百目鬼に、もう極道の世界にどっぷり浸かってしまっていることが伺えます。
まぁ、そんな百目鬼もたまらなくカッコイイから興奮しちゃうんだけどね!!
可愛かった百目鬼はもういないですよね…
せっかく足を洗えるタイミングがあったというのに、そうしなかった百目鬼の心情とは。
そして4年の間顔を合わせることのなかった2人なんだけど、ある事がきっかけで再会することに。
2人の想いはどう変化しているのか、
そして出会ったことで動きだす2人の関係性とは?
背景にあるヤクザの動きにも注目したいところ。
まだ火種程度の事件だけど、これからどう事が進んでいくのか見物です。
「囀る鳥は羽ばたかない」7巻はエロいシーンはほぼありません。
だけど、矢代や百目鬼の一挙一動がなんかいちいち色っぽくて私的には満足(笑)
そして今後エロいシーンが来るであろうと期待もしています。
「囀る鳥は羽ばたかない」7巻はヨネダコウ先生に焦らされているのだと解釈しています(笑)
これまたかなり気になるところで締めくくられている「囀る鳥は羽ばたかない」7巻。
早く続きが読みたいです!
それでは、ここからは「囀る鳥は羽ばたかない」7巻の詳しいあらすじと感想に入ります!
※ネタバレも含みますのでご注意ください。
裏カジノで稼ぐ矢代、そして百目鬼を拾ったのは…?※ここからはネタバレ注意

平田の抗争から4年が経ち、矢代は裏カジノのオーナー兼金主として稼いでいる。
側には変わらず七原がおり、杉本もいる様子。
客の男に気軽に声をかける姿は相変わらずの色気を放っていて、4年経ってもカッコイイ矢代。
三角も変わらず定期的に矢代に会いに来ているみたいで…
4年前の抗争の話が気になる方は…「囀る鳥は羽ばたかない」6巻の詳しい内容はコチラでまとめています▼
組を持ちたがらず、堅気風情を出す矢代に、三角は不満げ。
真誠会が解体になり、組を離れてからもう4年が経つ今、三角は矢代にそろそろ戻る頃合いだと切り出します。
そこで話を逸らすかのように三角を誘う矢代。
別室に入り乱暴に矢代の服を脱がす三角だけど、結局矢代を抱くまでには至らない。

抱くのか!?とおもわせぶりな2人の茶番がなんとも色気があって…
読んでるこっちは手のひらで踊らされてる気分だよ!(笑)
それはいつもの事なようで、三角にとって矢代は抱く存在じゃなくなってる感じなんですよね。
溺愛しているからこそ矢代を抱けなくなっている様子の三角。
「戻ってこい矢代 お前が必要だ」
そう告げる三角に矢代は明確な返事をすることはなく…
だけど三角は矢代を手放す予定はないみたいで、必ず戻すと考えているよう。
そして七原が気になっているのは矢代の目の調子。
よく物にぶつかる矢代を気にしていた七原は眼科に行かないのかと訊ねます。
すると判明したのは矢代の右目がすでに見えていないという事実。
矢代はそのことを誰にも言うなと口止めします。
平田との抗争の際、頭を殴られた矢代はその時から右目が見えなくなっていたんですよね。
死ぬことも覚悟していた当時の矢代。
結局は右目しか失わなかったことに、矢代は不思議な感覚を持ちながら今を生きているんです。
一方、百目鬼はというと、桜一家の綱川に拾われて今や立派なヤクザに。
4年前三角の秘書・天羽は百目鬼を預かってほしいと綱川のところへ訪れます。
天羽は百目鬼のことは三角に伏せるよう願い出ていて、そのことを不審に思うも受け入れた綱川。
三和会系五代目桜一家組長の綱川は、孫娘を可愛がる父親によって一時は若頭の座を退けられそうになったことも。
その時に若頭候補に上がっていた奥山は、結果的に数人を連れて組を出ることになり、袂を分かつことになります。
そしてある時、組長となった綱川が襲撃され、娘の仁姫が連れ去られる事件が起きる。
躍起になって娘を探している中、平然とした顔で娘を連れ帰ってきたのが、当時部屋住み3年目の百目鬼だったんです。
娘を連れ去った連中を病院送りにしていた百目鬼。
その後首謀者は綱川の命のもと殺され、結果的に組をひとつ潰すことになります。
そして百目鬼はこの一件で部屋住みから昇格することに。
綱川は百目鬼を気に入り、そして同時に、謎が多い百目鬼の経歴について裏で調べさせるんです。
ある事件をきっかけに、それぞれが動き出す

ある日、クラブや闇カジノを経営している山川という男のもとへ金の回収に出向いていた桜一家のシンジが、山川の乗った車に跳ねられる事件が起きる。
山川を乗せた車を運転していた男は元松原組の構成員・城戸修也。
城戸の目的は山川の金だろうということで、桜一家は山川と城戸を探すことに。
2人を探す役目を任された百目鬼は、子分である神谷を従えて動き出す。
その頃の矢代は…
ひき逃げ事件を知り、その犯人が城戸だという情報を手に入れる。
矢代からも金を借りていた城戸。
その城戸が桜一家の構成員を轢いて逃走していると知り、矢代は金の匂いを察知します。
そして矢代が向かったのは城戸がいた松原組の元組長・竜崎の元。
竜崎…無事生きていたんですね!
竜崎は平田の一件で留置所に拘束されており、矢代は城戸の事を聞きに慰問に赴く。
竜崎にとって矢代は特別な存在で、4年ぶりに来たと思ったら情報収拾だったことに少し不満げ。

なんか少し竜崎が不憫になる…どこまで行っても片思いだよね(笑)
そこで聞いた情報を元に、矢代は城戸が金を貸していたペットショップを訊ねる。
そのペットショップは希少動物の密売をしていて、矢代は動物たちの檻を壊して回り、強引に城戸の情報を聞きだす。
この血も涙もない強引さが狂気じみていてなんかすごくカッコイイんですよね。
矢代の冷たい視線がなんとも痺れます。
そして百目鬼はその頃、神谷を連れて手あたり次第に山川と城戸の周辺を探っており、そんな中、山川が発見されたと連絡が入る。
山川に詰め寄り、城戸の情報を引き出す百目鬼。
すると出てきたのは城戸がペットのブローカーをしていたという話で、百目鬼はそのペットショップへと向かう。
そこはついさっきまで矢代が暴れていたペットショップなんですよね。
百目鬼が着いた時には矢代の姿はもうなく、ショップ内は荒らされていて、店主は渋谷でカジノ経営している金主にやられたと話します。
その話を聞いた百目鬼は矢代のことだと感づくんです。
矢代の影に感づいた百目鬼は?

実は百目鬼は矢代の情報を影で追っていたんですよね。
平田の私兵だった男に狙いを定め、今でも矢代と繋がっていると踏んで矢代のことを聞き出していたんです。
当初矢代の情報を話すことを拒んでいた男。
百目鬼に「捨てられた腹いせでもすんのか?」と問うと、百目鬼は「そのつもりだ」と答える。
それを聞いた男は面白そうな展開に満足し、それから百目鬼に矢代の情報を流すようになるんです。
そして、矢代が今渋谷で闇カジノをやっているという情報を掴んだ百目鬼は、矢代もまた城戸を追いかけているということを確信します。
百目鬼の子分を務める神谷は、ペットショップに行ってからの百目鬼の様子がおかしいことに気付き、渋谷で闇カジノをしている男が百目鬼と関わりがあるのだと察知する。
そして矢代は百目鬼の夢を見て…
夢の中で百目鬼は矢代を呼び、腕を掴みますが、矢代はそれを振りほどき、逃げるんですよね。
そして逃げ切ったかと後ろを振り返ると誰もいない…
そんな夢を何度も見ている様子の矢代。
でも夢の中の百目鬼の顔は不鮮明で、どんな顔だったか、もう記憶は薄れてきているんです。
追いかける百目鬼とそれを捨てる矢代。

過去にしたその行為は矢代にとって今でも心に重くのしかかっている様子…
矢代にとって百目鬼の存在は今でも特別なんじゃないかと思わせるシーンですよね…
そして矢代はペットショップで城戸の弟の存在を知り、弟を追うことに。
城戸の弟がオーナーをしているガールズバーを訪れた矢代は、そこで桜一家も城戸を追っていることを知ります。
桜一家より先に見つけようと動く矢代は、城戸の弟が経営している居酒屋へ。
そこで同じく城戸の弟を追っていた百目鬼と鉢合わせてしまうんです。
そこに城戸の弟が現れ、逃げる弟を百目鬼が捕まえ、矢代に対し
「目的は一緒ですよね どうしますか」
と訊ねます。
またもや乱暴に口を割らせる矢代。
そこで弟から、城戸のバックにヤバい奴らがいることを聞きだします。
ただ金を貸しているだけの矢代たちと桜一家。
だけど城戸の後ろにヤクザが絡んでいるとなると話は簡単ではなくなるんですよね。
百目鬼は弟を使って城戸をおびき出すことに。
矢代と一緒にいた七原は、顔にさらに傷が増え、見た目も中身もどっぷりヤクザの世界に入ってしまった百目鬼に憤りを見せます。
そして現状を上に報告した神谷は、矢代に対し、一度桜一家に寄ってほしいと願い出る。
綱川は城戸を追っているのが真誠会の若頭だった矢代だと知り、三角に気に入られていることと、百目鬼の元上司ということで会ってみたいと考えたんです。
矢代は断る理由もないとして、桜一家に出向くことに。
その直後に見せる百目鬼の表情がとても切ないんです。

何か苦しそうな表情で…
会いたかったけど、会いたくなかった…そんな風にも見て取れます。
矢代も矢代で、久々に見た百目鬼の現状に、複雑な感情を抱いている様子。
再会した百目鬼に対し、矢代の抱く感情とは

桜一家へ訪れた矢代は、数年前に起きた子供誘拐事件で百目鬼が活躍し、それをきっかけに綱川に気に入られたという経緯を神谷から聞かされる。
綱川と対面した矢代はさらに、4年前の平田の抗争時、三和会側の協力者として裏で動いていたのが綱川だと知ります。
天羽との関係性や、最近の矢代の動向などを話した後、綱川は百目鬼を手放した経緯を矢代に問う。
矢代は百目鬼のことを低能だと感じると同時に、自分に従うことを不憫だと感じて捨てたと答えます。
その話を側で聞いていた七原は、矢代が珍しく5割くらい本心で言っているのではと驚く。
そして、捨てた百目鬼が身も心も立派な極道になっていることに正直驚いたと綱川に告げます。
綱川としては百目鬼のことを矢代から直接聞くのが呼び出した目的だったので、その話を聞いて満足し、ゆっくりしていってくれと言ってその場を去る。
その後城戸の件は6:4で金を分けることで話は一致。
百目鬼は今後も引き続き矢代について動けと命じられます。
綱川は売れる恩は売るタイプ。
矢代の後ろに三角がいることを踏まえての金の分配に、矢代は少し関心している様子。
そしてその夜は矢代と七原は綱川宅の離れに泊まることに。
綱川は天羽に電話し、矢代に会ったことを報告します。
綱川は矢代のことを部下思いのイイ男だと評価。
だけど三角に百目鬼のことを秘密にしておく理由が分からず、天羽に問いただすも天羽は口をつぐむ。
そして天羽は4年前の百目鬼のことを思い出します。
4年前、何度も三角の前に現れては自分を下に置いてほしいと願い出ていた百目鬼。
百目鬼は金を盗んで三角の前に差し出すまでしておいて、なぜ俺のところへ来るのかと聞かれて「他にヤクザを知らないので」と舐めた台詞を口にする。
ボコボコに殴られ、放置された百目鬼を見て、天羽は昔の自分と百目鬼を重ねます。

天羽も散々ヤクザへの道を反対され続けてきたんですよね。
でもそこにしか居場所がないと感じていて…
そして天羽は独断で百目鬼を綱川の元へ連れて行ったのでした。
綱川宅の離れへ案内された矢代は、風呂に案内され、矢代は風呂に浸かりながら百目鬼と話をします。
そしてその最中に矢代に電話がかかり、百目鬼が携帯画面を見るとその着信は警察官の伊波からのもの。
4年前に伊波が矢代の体を乱暴に扱ったことを覚えていた百目鬼は、
「今も変わらず 誰とでもするんですね」
と思わずこぼします。
「たかが4年で どうして変わってると思ったんだ?」
と返した矢代。
その言葉に少し動揺するものの、半ば諦めのような気持ちを覚える百目鬼。
そして風呂を出た矢代の前に立ちはだかり、
「変わらないなら 俺とでもできますか 矢代さん」
と百目鬼は言い放つ。
矢代さんって呼んでる百目鬼になぜかせつない気持ちになる!!
「囀る鳥は羽ばたかない」7巻の続きは?ドラマCDと映画も大好評!
「囀る鳥は羽ばたかない」7巻はこれまたかなり気になるところで締めくくられていました。
矢代に対し挑戦的な態度を取る百目鬼。

ワンコのように矢代に従順だった百目鬼が…!
なんだか寂しい気持ちもありつつ、興奮するシチュエーションです…
「囀る鳥は羽ばたかない」7巻は百目鬼と矢代の絡みがほとんどなく、最後にようやく少しだけ絡みが…!って感じでしたね。
今までも何度もヨネダコウ先生に焦らされてきたので、だいぶ慣れてきました(笑)
正直この、絶妙にすれ違う感じが「囀る鳥は羽ばたかない」の面白いところなんですよね!
一生噛み合わないかも…?と不安にもなりますが…
百目鬼と矢代の今後の動き、関係性の変化に期待したいです。
そして他のキャラクターの活躍も気になるところ。
「囀る鳥は羽ばたかない」7巻では天羽が比較的多く登場していたように思います。
三角の側で実直に働く天羽は、なんだか百目鬼と似た部分がありますよね。
三角にとっても天羽は大切な存在。
そして三角に隠れて百目鬼を綱川に預けたことが、今後三角に知られるとどうなるのかも気になる!
綱川も今回重要な役柄としてたくさん登場しました。
綱川は人情味溢れる感じが魅力的です。
百目鬼の子分として登場した神谷はひねくれてる印象で、今後どういう立ち回りをするのか見物。
あと、私的には七原がなんだかオジサンになっている感じがして感慨深かったです!(笑)
ヤンチャなイメージが強かった七原だけど、ちょっと落ち着いてきた印象!
ヨネダコウ先生の描くキャラクターはそれぞれ個性があって魅力的。
たくさんの人物が登場するので覚えるのは大変だけど(笑)どういった活躍を見せるのか、「囀る鳥は羽ばたかない」7巻の続きがとても気になります!
「囀る鳥は羽ばたかない」7巻はドラマCDにもなっています。
ドラマCDの声優キャストはコチラ
- 矢代:新垣樽助
- 百目鬼:羽多野 渉
- 三角:大川 透
- 七原:興津和幸
- 天羽:佐藤拓也
- 綱川:上田燿司
- 竜崎:三宅健太
- 神谷:増田俊樹
- 仁姫:森 優子
- 連:岩澤俊樹
相変わらずの豪華声優キャストですね!
ドラマCDの店舗別購入特典はヨネダコウ先生描き下ろしイラストカードで、これがまた百目鬼と矢代のオフ感たっぷりなイラストでめちゃくちゃ萌えます。

このイラスト…一体どういう世界線!?ってなった(笑)
特典はなくなり次第終了とのことなので要チェックですね!
そして「囀る鳥は羽ばたかない」はアニメ映画化もされていて、2020年8月にブルーレイ&DVDも発売されています。
アニメ映画も声優キャストは同じとなっており、こちらも見逃せない内容となっています!
ドラマCDにもなり、アニメ映画にもなり、「囀る鳥は羽ばたかない」の人気の高さが伺えます。
今後も益々面白くなっていきそうな「囀る鳥は羽ばたかない」、8巻も読み次第また感想&ネタバレを書いていきます!
よろしくお願いしますね♪

