発売日2013年11月1日
真誠会若頭で真誠興業の社長である矢代は、ドMで変態、そして淫乱だ。
元警察官で付き人兼用心棒の百目鬼は、矢代を綺麗と言ってはばからず、心酔している。
だが、矢代が昔から想いを寄せる影山と、
その恋人久我の存在を知ると次第に百目鬼の矢代への想いも変化し、それを自覚していく。
そんなとき、矢代が何者かに狙われる。
※「囀る鳥は羽ばたかない」2巻表紙裏あらすじ参照
かつてないほど私がハマったBL漫画、ヨネダコウ先生の描く「囀る鳥は羽ばたかない」の2巻です!
「囀る鳥は羽ばたかない」2巻のざっくりあらすじ
受けはドMで淫乱の若頭である矢代。
相変わらず綺麗でちょっとイカレてるとこがすごくステキ。
攻めは元警察官で今はお目付け役として矢代のそばにいる百目鬼。

そして百目鬼は1巻から相変わらずのインポです。(笑)
インポ×ドM淫乱
ってどんなカップリングなんだ…!!
それがたまらなく面白いところなんですけどね…(*´Д`)
「囀る鳥は羽ばたかない」2巻ではインポの百目鬼に変化が…か…回復の兆しが少しだけ…!
そして何者かに命を狙われる矢代。
さらに矢代がヤクザになったきっかけの過去話が。
若いころの矢代が可愛くてたまらないのはもちろんですが、全盛期の三角組長もなかなか男前です。
影山も絡んできて…百目鬼はモヤモヤしっぱなしでした。
「囀る鳥は羽ばたかない」の面白いところは、シリアスでドロドロしてるものの、しつこく描かれていおらず、スマートにまとめられているところだと思います。
とにかく出てくる男たちがすべていい感じに男くさくてかっこいい。
そして「囀る鳥は羽ばたかない」2巻からは、まさかの七原がかっこよくなっていくという…
私的に超意外な流れとなっています(笑)

七原かっこいい!そしてかわいい!!矢代にボコボコにされてるとこもかわいい!!(笑)
それでは、ここからは「囀る鳥は羽ばたかない」2巻の詳しい感想に入りますねー!
※ネタバレも含みますのでご注意ください!
ちなみに「囀る鳥は羽ばたかない」作者のヨネダコウ先生の最新情報は▼こちらの記事で
百目鬼と影山の初対面。案の定百目鬼の心がざわつく…

「囀る鳥は羽ばたかない」1巻で、百目鬼が実は元警官だったことが明らかになったのですが、2巻のはじめは…

警官コスプレ…!!警官プレイ!!いいよいいよーーー!!!
矢代は本当に良い仕事をします(´∀`*)ウフフ
相変わらず百目鬼はインポなんですが、変わらず百目鬼を気に入り続けている矢代。
そんな中七原が松原組に絡まれる事件が。
治療する七原の元に向かう百目鬼と矢代なんですが、そこで初めて、百目鬼は影山と出会うんです。
慣れ親しんだ影山と矢代にピンとくる百目鬼。
百目鬼ってかなりの天然ですが、すごい勘が鋭いとこもありますよね。
「囀る鳥は羽ばたかない」1巻で矢代が言っていた、
「”人間”に惚れたのは後にも先にも一度だけだ」
その人間が影山であることを知るわけです。
だって、影山と会った後の矢代の顔がほんと、もう、切なすぎるんですよ!
なんて顔してんだ!!ってくらい、切ない。
百目鬼が「あの人がそうなんですか」とつい聞いてしまって、矢代の機嫌が悪くなるのも、また萌えええぇぇぇ…
影山への想いについて百目鬼に触れられなくないと願っている矢代。
もう十分、百目鬼が矢代の中で特別な存在になってしまっているのがわかります。
そんな純粋な気持ちを隠すように、変わらず淫乱で奔放であり続ける矢代。
百目鬼の初体験の話で興奮を隠そうともしない奔放な矢代が私はたまらなく好きです…!!!(;゚∀゚)=3
でも、そんな矢代を見て、百目鬼にも変化が起きていたことは、この時矢代は思いもしないわけです!!
欲求不満の矢代のもとに、松原組の竜崎が現れます。
竜崎もさ!嫌いになれない!!なんか憎めない可愛い男なんですよ実は。
欲求不満のはけ口に竜崎を軽いノリで選んじゃう矢代は本当に期待を裏切らない…
対してそれを見た百目鬼は、自分の変化を自覚するんです。
百目鬼が切ない。本当に切ない。
矢代への想いを自覚し始める百目鬼

自分の初体験の話をして興奮する矢代を見て、勃ってしまう気がして、それを避けるために続きを話せなかった百目鬼。
自分のインポが治って、しかも矢代に対して興奮する姿を見れば、矢代は自分をそばに置かなくなるのではないか。
そんな不安が襲う百目鬼。
かなり矢代に陶酔してしまっていて、そばに入れるなら、なんだってしたいと考えるように。

従順すぎるわんこ系百目鬼を想うと…私は心臓がつぶれそうになるわけですよ…(*´Д`)
なんて可愛いんだ!
しかもストイックに可愛い。このストイックさにヨダレが出るのです。(*´ω`*)
場面が変わって、また影山と話をすることになった百目鬼は、昔の矢代の話や、影山の矢代への想いを知ることに。
影山の矢代に対する感情もまた複雑だなぁと私は思うわけです。
おい、影山、それは愛じゃないのか…と言ってやりたくなるほど、矢代のことを大切に思っている気がします。
影山の久我に対する感情とは全くの別物ですよね。
それでも、影山は久我を選んだわけで、矢代の想いには気付かないわけです。
そのことにむしょうに腹が立ち、「少し苦しい」と感じる百目鬼。
「囀る鳥は羽ばたかない」1巻では過去話として矢代の久我への想いが描かれていましたが、ドMで変態で淫乱というにはあまりにも不釣り合いな、純粋すぎる恋心が本当に泣けます。
その時からもう何年も経つのに、矢代にはまだその純粋な想いがあり続けていて、それに気づいた百目鬼もまた、あまりにも純粋に矢代に心酔している。
「囀る鳥は羽ばたかない」って本当に、男くさくて恥ずかしくなるほど純粋な恋愛漫画なんだなぁ…としみじみ思っちゃいます。
と、百目鬼が自分の矢代への想いの収拾に困惑している中、矢代が何者かに襲われます!
これぞヤクザ漫画な展開…!
矢代の過去話。三角との出会いからヤクザとなった経緯まで

何者かに撃たれた矢代が走馬灯のように思い出す幼い日の辛い思い出。
これは本当に辛すぎました。
矢代がドM変態の淫乱になってしまったのも頷けます。
そうなるしかなかったんですよね…自分が生きていくために幼い矢代の自己防衛の結果が今の矢代に繋がっているのだと感じる一瞬の過去話でした。
矢代が撃たれたことで責任を感じて指を詰める百目鬼は、あまりにも従順すぎて泣けます。
矢代の見舞いに訪れた三角の回想から、矢代の過去話に移ります。
「囀る鳥は羽ばたかない」1巻でちらっと描いてあった、矢代の黄金時代です。
(三角は暗黒時代って言ってましたね(笑))
ヤクザの男たちにまわされることに興奮を覚えていた矢代を三角が拾うんです。
このころの三角がまためちゃくちゃかっこいい。
いかにもヤクザっぽくて男らしいんです。惚れる。
拾ったはいいものの、奔放すぎてあたりかまわず食い散らかす矢代に「動く肥溜め」って名付ける三角がまた面白い(笑)
ヤクザの世界にずるずると引きずり込まれている自分に、なんとなく気づいている矢代。
そんな中、ある日矢代はヤクザの地上げに苦しむ影山を見つけるんです。
おそらく自分の借金を返してヤクザから離れようと金を貯めていた矢代。
三角に土下座して影山の土地から手を引いてくれるよう頼みこむんですよ…
それがもう、矢代は相変わらず見た目はヘラヘラしてるんですけどあまりにも真摯で、辛い…
矢代の願いを聞く変わりにヤクザに入ることと自分の愛人となることを条件とした三角。
もちろんこのことは影山は知らないんです。
もうさ、これ、影山のためにヤクザに入ったってことですよね?

影山への想いがまっすぐすぎて切なすぎるよ…!なんでそんなに身を削るかな!矢代!!
なんでこんなに歪んでしまっているのか、
心はこんなに純粋なのに、欲望はねじ曲がっていて、
ねじ曲がった世界から影山を守ろうとして自分の心にフタをする矢代が、本当に本当に泣けます。
(私この漫画で何度泣くつもりなんだ…(^ω^))
矢代を陥れようとしているのは一体??

切なすぎる登場人物たちの恋愛事情と並行して、ヤクザらしい展開も見物の「囀る鳥は羽ばたかない」。
矢代を狙ったのは誰なのかが「囀る鳥は羽ばたかない」2巻では中心問題に。
2巻初めで七原ともめた松原組が怪しい模様。
松原組の竜崎が敵対する三和会豪多組に寝返るために矢代の首を手土産にしようとして狙ったのではないかと平田から聞く原。
七原が動き始める…!まさかの七原が…!!
正直七原は一生脇中の超脇役としてこのままチラチラ登場し続けるのだろうと考えていた私。
とても甘い考えでした。
こんな七原がかっこよく男前に立ち上がるとは…!!!なんて楽しい誤算!!!(笑)
七原も矢代に心酔している部下の一人ですが、百目鬼の心酔とは全然種類が違っていて、本当に忠実な部下で、アホで可愛いわんこです(笑)

可愛いキャラが多すぎて私は「囀る鳥は羽ばたかない」を読んでる間本当に忙しい…(^ω^)
み…みんな好き…(;゚∀゚)=3
そして矢代は、見舞いに来た影山に、百目鬼が指を詰めたことを聞きます。
「…なんだその 極道みてぇな話…」
この矢代のつぶやきが、なんだかとても奥が深い気がしてなりません…
「囀る鳥は羽ばたかない」2巻の最後は百目鬼が入院中の矢代に見舞いに来ます。
言葉は少ないですが、お互いの気持ちが痛いほど伝わる流れが、本当にステキです。
「囀る鳥は羽ばたかない」3巻は?
「囀る鳥は羽ばたかない」2巻は主に矢代を巡るヤクザの抗争の始まりと、
百目鬼の気持ちの変化と自覚がメインだったと思います。
「囀る鳥は羽ばたかない」3巻は抗争がどう動くのか。
矢代と百目鬼の関係が変化するのか?が気になりますよね。
私が一番気になるのは、
矢代の、百目鬼への想いと影山への想いは、違いがあるのか?というところ。
「囀る鳥は羽ばたかない」1巻では矢代は百目鬼を気に入っているという程度でしたが、
2巻では明らかに「気に入ってる」以上の感情が芽生えています。
でも、影山への想いにはまだ届いていないような…
影山への想いは、矢代にとってあまりにも綺麗すぎるんでしょうか?
その違いに矢代はどういう見切りをつけるのか?
そこのとこが、私は気になって仕方ないですよ…!!

っていうか、百目鬼、インポ治ってるんだからさ!
ど、どうにかしてやってよ!!
矢代ーー!!!
って激しく切望いたします。
でもすんなり絡んじゃえば二人の関係があっけなく崩れてしまう不安も。
うん、百目鬼と同じ不安を、私も感じているよ!(^ω^)
ともあれ…いつの日か矢代が平穏な愛を手に入れられるよう、私は祈っています…!!
「囀る鳥は羽ばたかない」登場人物全員好きだけど、やっぱり矢代が一番好きな私を自覚(^ω^)
あ、ちなみにですが、もちろん「囀る鳥は羽ばたかない」2巻のドラマCDももちろん出ていますよ!
1巻に引き続き、声優キャストは
- 矢代:新垣樽助
- 百目鬼:羽多野 渉
となっています!
矢代の声の新垣樽助さんはほんとハマってます!
いい感じに矢代の軽さを表現されていて、かと言って軽すぎない大人の雰囲気もピッタリ…!!
「囀る鳥は羽ばたかない」の続き3巻ももちろんドラマCDは続いて登場しているので、全制覇しなければいけないわけです(・´з`・)
また「囀る鳥は羽ばたかない」3巻の感想&ネタバレも今後書かせていただきますのでよろしくお願いいたしますっ!

